いぬもあるけば・・・「振り込み」
2001年4月11日今朝、T社にPBMのPC行動指針書を送付した。
昨日、5/1の予定が埋まった。今日は5/2の予定が埋まることになった。
これで4/28〜5/3まで、毎日何かしらイベントがあることになる(汗)。
一通のメール。ライブのお知らせ。唄を歌えなくなったカナリア(ピピネラ)が今春本格的に復活する。
奥井亜紀。私はFM東京系の深夜ラジオのDJとして知ったのだが、幾つかアニソンを歌っているのでその歌を聞いて知った人の方が多いようだ。
生真面目なところがある人だからファンの想いに引きずられてか、いつしか歌うことが出来なくなっていた。いきなり事務所を辞めるという衝撃的な引退だった。歌を1つ作るのはそう難しくない、だが作り続けるのは非常に大変な作業だ。
精神的に追い込まれての引退故に復活は難しいのではと思われていたが、彼女の歌を待ち望むファンはそれでもサイト運営や歌の普及など活動を続けていた。熱心なファン活動。でもそれはエゴだったのかもしれない。
ファン。からい表現をすれば、心身を削って作られた甘露を口を開けて待っているだけ、味わうだけの存在。そんなファンのひたすら次を求める声がいつしか重荷になることもある。創造者ではなく、供給者になってしまって。ファンは人を育てるが、時に潰すこともあるのだ。
それでも・・・忘れ去るには、過去のものにするには余りに忍びなかった。彼女の歌に救われ、彼女の歌を愛するファンは彼女の幸福を願っていた。二度とステージに立つことがないかもしれなくとも。いつか、彼女の人生の軌跡が歌を歌うこととクロスする、歌うことを愉しめる日が訪れることを望みながら。
雪解けの兆しを感じたのは、あるアニメのエンディングテーマにボーカルとして参加したことを知ったときだった。そして今年、2/5四谷フォーバレーで久々にファンの目の前に現れた。スリムというより痩せたその姿と新曲の歌詞の大仰さに感じるものがあったが、瞳の輝きとライブハウス中に響き渡る声は力強かった。
5/2 渋谷 エッグサイトにて「夏も近づく八十八夜ライブ」。当日発売のシングル「大樹」を携えて。会場ではすでにチケットの前売りが始まっている。それとは別にオフィシャル宛に振り込む購入方法がある。早速、近くの郵便局で振り込んだ。
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