今日の日経産業新聞にこんな記事があった。

 「精神疾患関連遺伝子の場所確認」
 米インディアナ大などの研究グループは、アルコール依存症とうつ病などの精神疾患に共通する遺伝子が第一染色体上にあることを突き止めた。この遺伝子を見つければ、これらの病気になりやすいかどうかを診断できる可能性がある。治療法の研究にも役立ちそうだ。 (略) うつ病の発生率とアルコール依存症の発生率とが関係していることも示した。

 真っ先に優生保護思想を連想してしまうのは私だけではないはずだ。共通する遺伝子だというだけで、それが罹患にどれだけ関わるのかまでは判っていないはず。というよりもこれらの病症が類似群だと認識が先にあるように感じられる。還元主義的な匂いも。原因を個に求めるか、システムに求めるか。
 とまれ、忘れてはならない。その追究の目的を。追究のための追究は道楽でしかない。そして道楽として行ってはならない領域があるはず。

 ここであるドラマPBMのネタ振り。
 もし君のPCが遺伝子検査で、治療法のない劇症若年性痴呆症にもうすぐ罹ることが判ってしまったら、どうする? 800文字以内でアクションを作成のこと。

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