いぬもあるけば・・・「猫日和」
2001年5月20日 JR有楽町駅を降りて、ソニー通りに入り、銀座電通裏にあるボザール・ミューというギャラリーに。
ここで5/18〜23まで町田久美さんの個展「猫日」が開催されている。DM片手にギャラリーのあるビルに近づくと、道に止めてある車の脇に2匹の猫を発見。落ち着いた雰囲気の黒猫と、お腹が空いているのかニャーニャーないている茶と黒の斑猫。・・・しばらく黒猫と対峙。おお、そんなことをしている場合ではない。ビルに入り、エレベータに乗る。4階に着いて出ると、多数のDMイラストが飾ってある。猫、ねこ、ネコ、・・・・。「こ、このギャラリーは一体・・・」 それだけじゃない。何故か工藤順子さんのアルバム『平日マチネー』のチラシも飾ってある。
恐る恐るドアを開ける。オーナー、町田さん、そしてお客さんが2名。町田さんに会釈をして、作品を拝見。ネコだらけだった。
前回の個展では、招き猫や福助など人形達がモチーフだった。今回はそのものズバリ、ネコ。日本画らしいものやイラストのようなもの、屏風があったり小物インテリアみたいなものも。前回あった手捻りの招き猫達もいた。判りやすいものやかわいらしいものは、銀座にしては手頃な値段ということもありすでに売却印が付いていた。DMに使われていた「さわらび」も。岩絵の具の色彩は余り好みではなかったのだが、この作品は惹かれるものがあった。ああ、貰われてゆくのだね。
他にも「片耳新月」や「月酔い」など惹かれる作品が幾つも。「月酔い」は最初なんだか判らなかった。どこにネコがいるのやら。ロールハッシャテストのよう。町田さんに見方を教わった。なるほど〜。
「今回、ネコばっかりですね〜」と話しを振ると、ここはネコ専門ギャラリーなのだそうだ。それでビルに入る前に見たものを思い出す。「そういえば、ビルの入り口近くにネコが2匹いて、ないていたなぁ」「あら、餌の催促してるのだわ」とオーナーがネコ餌を片手に外に。あのネコ達、ここで飼っている猫だったのか。さらに驚いたのはあのネコ達は親子だという。それも落ち着いていた黒猫が子供だとか。うーむ。あんなに可愛い声でないていた方が親だったとは・・・。
個展紹介している媒体として「月刊キャット」や「ねこ新聞」などが飾られていた。色々な発行物があるのだなぁ。
じっくり見ていたら閉館時間を過ぎていた。DMを沢山貰って辞した。
このギャラリー、ウェブサイト[->リンク]がある。「五月の催し」のコーナーに今回のDMの作品がアップされている。なんと町田さんのコーナーもある。3/20に展示していた作品もアップされている。このセンス、いかがだろうか?好き嫌い別れると思う。芋焼酎のように。填ったら堪らないところも、芋焼酎のよう。
帰りに寄り道して久が原の喫茶店「世比亜」に。ドアを開くと、マスターはビュアーでマウントされたリバーサルをチェックしていた。ああ、とうとうネガフィルムでは飽きたらずにポジフォルムの世界に入ったのかと感慨。まだ写真を初めて数年なのに、どんどん深くなってゆく。私も追い越されるだろうなぁ。
「久しぶりだねぇ。いつものでいいかい?」いつものキリマンジャロを頂いた。マスターと写真談義をしていると、奥さんが夕食を持ってきた。店番を交代した奥さんにトーストを焼いて貰った。食べきった頃に、ご近所のお馴染みさんがやってきて、私と同じようにカウンター席を埋めた。マスターにつられて写真に填ったお馴染みさん、今日は昭和記念公園に花を撮りにいったらしい。バラを撮りに行ったら、まだ咲いてなくて、代わりにポピーを撮ってきたとのこと。うーむ。
「お休みなさい」と挨拶して、店を出た。道すがら、例の骨董屋さんを覗くと店主と目があった。そのまま、お話。今日はお休みのはずなのだが、インテリアコーディネイターのような仕事を近所の豪邸でしてきたとのこと。その凄さに驚いたと。でしょうねぇ。
町田さんの個展のDMを渡す。さわらびの黄緑は岩絵の具じゃないと出ない色らしい。なるなる。
店に飾ってある着物の色合いが気に入ったので眺めていると「**さんは着物は着ないの?」と。興味はあるけれど、持っていないこともあってほとんど着たことはない。「じゃあ、浴衣は?」タッパがあるため、温泉宿の浴衣が小さくて情けない格好になったことを思い出した。
話し込んだ結果、もしかしたらこの夏の花火大会は蚊絣の浴衣で観に行けるかもしれない。古着が2着見つかればね。そのときは下駄も買わないと。サイズあるかしらん。
ここで5/18〜23まで町田久美さんの個展「猫日」が開催されている。DM片手にギャラリーのあるビルに近づくと、道に止めてある車の脇に2匹の猫を発見。落ち着いた雰囲気の黒猫と、お腹が空いているのかニャーニャーないている茶と黒の斑猫。・・・しばらく黒猫と対峙。おお、そんなことをしている場合ではない。ビルに入り、エレベータに乗る。4階に着いて出ると、多数のDMイラストが飾ってある。猫、ねこ、ネコ、・・・・。「こ、このギャラリーは一体・・・」 それだけじゃない。何故か工藤順子さんのアルバム『平日マチネー』のチラシも飾ってある。
恐る恐るドアを開ける。オーナー、町田さん、そしてお客さんが2名。町田さんに会釈をして、作品を拝見。ネコだらけだった。
前回の個展では、招き猫や福助など人形達がモチーフだった。今回はそのものズバリ、ネコ。日本画らしいものやイラストのようなもの、屏風があったり小物インテリアみたいなものも。前回あった手捻りの招き猫達もいた。判りやすいものやかわいらしいものは、銀座にしては手頃な値段ということもありすでに売却印が付いていた。DMに使われていた「さわらび」も。岩絵の具の色彩は余り好みではなかったのだが、この作品は惹かれるものがあった。ああ、貰われてゆくのだね。
他にも「片耳新月」や「月酔い」など惹かれる作品が幾つも。「月酔い」は最初なんだか判らなかった。どこにネコがいるのやら。ロールハッシャテストのよう。町田さんに見方を教わった。なるほど〜。
「今回、ネコばっかりですね〜」と話しを振ると、ここはネコ専門ギャラリーなのだそうだ。それでビルに入る前に見たものを思い出す。「そういえば、ビルの入り口近くにネコが2匹いて、ないていたなぁ」「あら、餌の催促してるのだわ」とオーナーがネコ餌を片手に外に。あのネコ達、ここで飼っている猫だったのか。さらに驚いたのはあのネコ達は親子だという。それも落ち着いていた黒猫が子供だとか。うーむ。あんなに可愛い声でないていた方が親だったとは・・・。
個展紹介している媒体として「月刊キャット」や「ねこ新聞」などが飾られていた。色々な発行物があるのだなぁ。
じっくり見ていたら閉館時間を過ぎていた。DMを沢山貰って辞した。
このギャラリー、ウェブサイト[->リンク]がある。「五月の催し」のコーナーに今回のDMの作品がアップされている。なんと町田さんのコーナーもある。3/20に展示していた作品もアップされている。このセンス、いかがだろうか?好き嫌い別れると思う。芋焼酎のように。填ったら堪らないところも、芋焼酎のよう。
帰りに寄り道して久が原の喫茶店「世比亜」に。ドアを開くと、マスターはビュアーでマウントされたリバーサルをチェックしていた。ああ、とうとうネガフィルムでは飽きたらずにポジフォルムの世界に入ったのかと感慨。まだ写真を初めて数年なのに、どんどん深くなってゆく。私も追い越されるだろうなぁ。
「久しぶりだねぇ。いつものでいいかい?」いつものキリマンジャロを頂いた。マスターと写真談義をしていると、奥さんが夕食を持ってきた。店番を交代した奥さんにトーストを焼いて貰った。食べきった頃に、ご近所のお馴染みさんがやってきて、私と同じようにカウンター席を埋めた。マスターにつられて写真に填ったお馴染みさん、今日は昭和記念公園に花を撮りにいったらしい。バラを撮りに行ったら、まだ咲いてなくて、代わりにポピーを撮ってきたとのこと。うーむ。
「お休みなさい」と挨拶して、店を出た。道すがら、例の骨董屋さんを覗くと店主と目があった。そのまま、お話。今日はお休みのはずなのだが、インテリアコーディネイターのような仕事を近所の豪邸でしてきたとのこと。その凄さに驚いたと。でしょうねぇ。
町田さんの個展のDMを渡す。さわらびの黄緑は岩絵の具じゃないと出ない色らしい。なるなる。
店に飾ってある着物の色合いが気に入ったので眺めていると「**さんは着物は着ないの?」と。興味はあるけれど、持っていないこともあってほとんど着たことはない。「じゃあ、浴衣は?」タッパがあるため、温泉宿の浴衣が小さくて情けない格好になったことを思い出した。
話し込んだ結果、もしかしたらこの夏の花火大会は蚊絣の浴衣で観に行けるかもしれない。古着が2着見つかればね。そのときは下駄も買わないと。サイズあるかしらん。
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