いぬもあるけば・・・「鶴の友」
2001年6月5日 新潟で買ってきた「鶴の友」の純米酒を呑む。一升瓶しか店になかったので、それをちょいちょいっと呑んでいる。この酒は私にとって思い入れの深い銘柄だ。心の地酒とも言うべき銘柄。全国的に知られている訳ではなく、誰もを感嘆させるという訳でもない。
ただ、呑み飽きない。料理に負けず、高める力強さがある。さらりとした飲み口と後味のかすかな苦味。大吟醸のような媚びたところもなく、純米吟醸のような華やかさもない、どっしりとしたコクのある味が身上。ラベルのデザインも気に入っている。問題は、醸造所の方針もあって、県外では中々手に入らないこと。だから、個人的な新潟土産となっている。
そんな酒を呑みながら、自由連想。鶴の友・・友・・鶴の友達?なんだ?(~-~;;酔ってる〜(汗
友。親友。心友。広辞苑で調べてみると、よく言われる「親友」は「心友」の意味合いで使われている気がする。大事な人。分かり合える人。ジャイアン、曰く「心の友」。
この「親友」もある意味、幻想的存在なのかもしれない。客観的な存在でなく、主観的存在という意味で。親友という言葉の裏には「その人を信じる」という行為が前提にある。「信じていない親友」という言葉は意味を為さない。いくら重大な体験を共有しようとも、互いの秘密を知り合っていても‥‥。恋人、愛人とは別のカテゴリーだと思う。恋人や愛人の関係になれても、親友の関係になれるとは限らない。互いの思いの強度ではなく、信頼が作りだす。とはいえ、人は他者の信頼の程度を知ることはできない。親友間の「相互信頼」は言説のみで有効なパラメータ。そういう意味で幻想的存在。それ故、古来より求められ、価値を見出してきたのだろう。
『男の友情はお金では買えないものだ 男が男の血と汗と心で戦いとるものだ そういう友情こそ 命にもまさる尊いものであると わたしは信ずる わたしはそのためになら 死んでもよい』
ただ、呑み飽きない。料理に負けず、高める力強さがある。さらりとした飲み口と後味のかすかな苦味。大吟醸のような媚びたところもなく、純米吟醸のような華やかさもない、どっしりとしたコクのある味が身上。ラベルのデザインも気に入っている。問題は、醸造所の方針もあって、県外では中々手に入らないこと。だから、個人的な新潟土産となっている。
そんな酒を呑みながら、自由連想。鶴の友・・友・・鶴の友達?なんだ?(~-~;;酔ってる〜(汗
友。親友。心友。広辞苑で調べてみると、よく言われる「親友」は「心友」の意味合いで使われている気がする。大事な人。分かり合える人。ジャイアン、曰く「心の友」。
この「親友」もある意味、幻想的存在なのかもしれない。客観的な存在でなく、主観的存在という意味で。親友という言葉の裏には「その人を信じる」という行為が前提にある。「信じていない親友」という言葉は意味を為さない。いくら重大な体験を共有しようとも、互いの秘密を知り合っていても‥‥。恋人、愛人とは別のカテゴリーだと思う。恋人や愛人の関係になれても、親友の関係になれるとは限らない。互いの思いの強度ではなく、信頼が作りだす。とはいえ、人は他者の信頼の程度を知ることはできない。親友間の「相互信頼」は言説のみで有効なパラメータ。そういう意味で幻想的存在。それ故、古来より求められ、価値を見出してきたのだろう。
『男の友情はお金では買えないものだ 男が男の血と汗と心で戦いとるものだ そういう友情こそ 命にもまさる尊いものであると わたしは信ずる わたしはそのためになら 死んでもよい』
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