部屋に帰り着いたのが25時。寝たら始発に間に合う自信がない。寝過ごさないために、PBM関係のチャットに朝まで。実家付近の人が有明に向かうために早起きしていた。ふっ、すれ違いデスネ。
 日帰りの予定なので、着替えを持たずに出発。車中で日記原稿を書くつもりが、意識を失ってばかり。
 実家に着くと、新しい飼い犬「ポンタ」が迎えてくれた。まだモコモコした子犬。大人しくて人懐こい・・・番犬にはならないな。初めましての挨拶としてナデナデ。
 少し休んでから叔父の家に向かった。祖母の一周忌の法要のため。それほど離れていない隣町。曇りなので暑くないのが助かる。喪服なので晴れたら大変だ。

 法要が始まるまでの間、弟と久々に会話した。
 これほどちゃんと話をしたのは何年ぶりだろう。弟も東京に住んでいて別に遠い訳ではない。それどころか、デザイナーとして働いている編集部が今は初台に戻ってきている。馴染みの居酒屋は隣駅の幡ヶ谷。雑誌編集は大変とはいえ、ある意味、今まで一緒に呑みに行っていない方が不思議。男同士の兄弟だとこんな感じなのだろう。
 会話は専らこちらがあちらの近況を聴くような感じだった。驚いたのは弟がパラグライダーを始めたこと。普通のパラグライダーとは違う、エンジン付きのものでモーターパラグライダーとかパワードパラグライダー(なんかカッコイイ響き〜)と呼ばれているものなのだが。仕事で出会った人に誘われて、一日体験コースをやってみたという。私がやっていたときのものとどう違うのか興味津々。
 午前中は立ち上げ練習をし、午後にはインストラクターとタンデムで空中散歩を楽しむというものらしい。タンデムすることで、いきなりかなりの高度まで行ける。ドキドキの体験だったのでは。話を聞いて、初めて地面から足が離れた瞬間や、高々度飛行のことなどを思い出した。
 連れてもらった人が誰か知って驚いた。げ、マジっすか?さすがゲーム系雑誌。その話にも驚いたが、会場にいたというハイレベルな自称お医者さんの話。めちゃくちゃ上手いそうだ。で、その正体・・・パラシュート部隊。エリート中のエリートじゃない!何故、遊びまでもパラグライダーなんか?いつも降りるばかりだから、好きに上がりたくなったとか。高々度まで一気に上がり、上昇気流に乗せられながら昼寝をしているという。気持ちいいだろうなぁ。
 風に乗る。対空速度が0になると、音が止む。静かな世界。ダイビングが色彩と生命賑やかな海の世界を覗く行為ならば、グライディングは光と風が織りなす静寂の世界に漂う行為。いいねぇ。
 法事は無事終わり、私と弟は東京方面に電車で一緒に帰ることに。1ボックスを占拠した。お互い一人で帰るつもりだったために色々用意していたのだが、この状況で一人遊びに興じるのも変。なんとなくずっとおしゃべりしていた。互いの高校受験や高校生活の話やその後の日々のこと、弟が大プッシュしているギャグ漫画(ヒント:ガンプラ世代)の裏話など。この一日でここ何年分の会話をしたことだろう。
 気が付くと赤羽駅。弟は乗り換え。「そのうち、幡ヶ谷で呑もう」そう声を掛けて別れた。

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