いぬもあるけば・・・「カイショク」
2001年7月19日 昨夜、知人から電話があり、勢いで夕食を共にすることにした。久々の連絡だったこともあるし、食事をする店にも行きたいと思ったからだ。
思ったよりも会社を出るのが遅れたため、二人に遅れても構わないかと連絡。急いで阿佐ヶ谷に向かう。21時頃に合流。目的地は「スパゲッティ松下雄二[->リンク]」。ここは知人が出したお店。彼から聞いた出店に当たっての話はベンチャー起業融資の話としても貴重な話だった。狙いは見事に当たったらしく、割と繁盛しているようだ。
スパゲッティ屋であるから、スパゲッティ自体旨いのだが、私のお気に入りはサラダだ。味の濃い有機野菜を使い、手製のドレッシングを掛けるそれは、サラダという料理に価値を見出していなかった私の認識を変えてくれた。カウンターに座り、店主と話をしたりしながら、サラダとあと1、2品ほど前菜を頼んでハウスワインを気軽に楽しむのがこの店での私の定番行動。それから100種類のスパゲッティメニューの中から、その日の好みのスパゲッティを選ぶ。
21時に入ったところ、店主はいなかった。しばらく来ない間にスタッフがしらない人達に変わっていた。今日は1人ではなく3人なので奥のテーブルに座る。スタッフが変わっているし、店主もいないのでちょっと不安になった。が、サラダの味は変わらなかったので安心。ウエイトレス役の女性がかなり出来る人だった。おかげでよい気分で楽しむことができた。彼女のような気配りの効く人が働いているのならば、当分安泰かもしれない。
私以外は余り呑まないので、ハウスワイン(白)のデキャンタ1つを呑みながら、おしゃべり。家族機能研究所[->リンク]のある斉藤クリニックに通っている人から、クリニックのプログラムを見せてもらった。
斉藤クリニックはアダルトチルドレンを自覚した人や、PTSD、ドメスティックバイオレンスに苦しむ人やアルコール依存症や恋愛依存症などの嗜癖に苦しむ人などを支える場を提供している。 以前から興味はあった。どんなことをしているのか?クリニックで示される回復への具体策は?金儲けや肥大した自我の発露の手段として、テクニックとしての「癒し」以外があるのか? A4の紙一枚にある一週間のプログラム(上記サイトで見られる)は意外なものだった。そこにあるのは「唯一の方法や対策」ではなかった。様々な分析や療法があった。そして治療以外の、例えばねんど細工やまんが教室など趣味の、「教室」。 「まるで大学の聴講みたいだ・・・」 もちろん多少勧められることもあるが、クリニックに訪れる人は自分で興味がある企画に参加しているようだ。毎日通う人もいれば、月に1,2回ふらっとやってくる人も。強制はしていないだろう。このクリニックは権威によって断定されるところではなく、利用するところだと思われる。利用者は自らの意思で利用するシステムのはずだ。なぜなら・・・・・・・っと、余り語っても仕方ない。
サイトも教えてもらった。情報収集は容易になった。若い人だけでなく、中高年の方も参加しているという話は戦後日本がどんな道を歩いてきたかを考えさせる。
食欲が余りなかったので、あっさりとしたペペロンチーネを頼んだ。するっと食べられた。フランス人にならって、デザートを頼んだ。ちなみにユベール曰く、彼等にとってデザートのないディナーは考えられないそうだ。食事の最後であるデザートでディナーの印象が決定付けられるらしい。
出てきたマンゴーのシャーベットは衝撃的だった。「これは凄いね」と口々に言う一同。ユベールの言っていた事の意味が判る気がした。「食は感動」であるべきで、だからこそ彼等はディナーの最後まで気遣うのだろう。
食後、知人宅で中国茶を頂いた。
思ったよりも会社を出るのが遅れたため、二人に遅れても構わないかと連絡。急いで阿佐ヶ谷に向かう。21時頃に合流。目的地は「スパゲッティ松下雄二[->リンク]」。ここは知人が出したお店。彼から聞いた出店に当たっての話はベンチャー起業融資の話としても貴重な話だった。狙いは見事に当たったらしく、割と繁盛しているようだ。
スパゲッティ屋であるから、スパゲッティ自体旨いのだが、私のお気に入りはサラダだ。味の濃い有機野菜を使い、手製のドレッシングを掛けるそれは、サラダという料理に価値を見出していなかった私の認識を変えてくれた。カウンターに座り、店主と話をしたりしながら、サラダとあと1、2品ほど前菜を頼んでハウスワインを気軽に楽しむのがこの店での私の定番行動。それから100種類のスパゲッティメニューの中から、その日の好みのスパゲッティを選ぶ。
21時に入ったところ、店主はいなかった。しばらく来ない間にスタッフがしらない人達に変わっていた。今日は1人ではなく3人なので奥のテーブルに座る。スタッフが変わっているし、店主もいないのでちょっと不安になった。が、サラダの味は変わらなかったので安心。ウエイトレス役の女性がかなり出来る人だった。おかげでよい気分で楽しむことができた。彼女のような気配りの効く人が働いているのならば、当分安泰かもしれない。
私以外は余り呑まないので、ハウスワイン(白)のデキャンタ1つを呑みながら、おしゃべり。家族機能研究所[->リンク]のある斉藤クリニックに通っている人から、クリニックのプログラムを見せてもらった。
斉藤クリニックはアダルトチルドレンを自覚した人や、PTSD、ドメスティックバイオレンスに苦しむ人やアルコール依存症や恋愛依存症などの嗜癖に苦しむ人などを支える場を提供している。 以前から興味はあった。どんなことをしているのか?クリニックで示される回復への具体策は?金儲けや肥大した自我の発露の手段として、テクニックとしての「癒し」以外があるのか? A4の紙一枚にある一週間のプログラム(上記サイトで見られる)は意外なものだった。そこにあるのは「唯一の方法や対策」ではなかった。様々な分析や療法があった。そして治療以外の、例えばねんど細工やまんが教室など趣味の、「教室」。 「まるで大学の聴講みたいだ・・・」 もちろん多少勧められることもあるが、クリニックに訪れる人は自分で興味がある企画に参加しているようだ。毎日通う人もいれば、月に1,2回ふらっとやってくる人も。強制はしていないだろう。このクリニックは権威によって断定されるところではなく、利用するところだと思われる。利用者は自らの意思で利用するシステムのはずだ。なぜなら・・・・・・・っと、余り語っても仕方ない。
サイトも教えてもらった。情報収集は容易になった。若い人だけでなく、中高年の方も参加しているという話は戦後日本がどんな道を歩いてきたかを考えさせる。
食欲が余りなかったので、あっさりとしたペペロンチーネを頼んだ。するっと食べられた。フランス人にならって、デザートを頼んだ。ちなみにユベール曰く、彼等にとってデザートのないディナーは考えられないそうだ。食事の最後であるデザートでディナーの印象が決定付けられるらしい。
出てきたマンゴーのシャーベットは衝撃的だった。「これは凄いね」と口々に言う一同。ユベールの言っていた事の意味が判る気がした。「食は感動」であるべきで、だからこそ彼等はディナーの最後まで気遣うのだろう。
食後、知人宅で中国茶を頂いた。
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