ひまわりの約束・・・などと書くと大げさかもしれない。以前、カズンのライブの帰りにひまわりの花を1つ受け取った。新曲のCDが出たら絶対買うという他愛のない約束。ライブを観に来る人ならば、余程の事が無ければCDを購入するだろう。わざわざ約束などしなくてもいいはず。こういう他愛のない約束を果たすのが好きだ。期待しない期待。約束ではない約束。
 そんな訳でマキシシングルCD「ひまわり」を入手した。「ああ、カズンなんて買っているよ」とあの人が苦笑いするのが思い出される(苦笑)。ライブで聴いているのでどんな曲なのかは知っている。問題はアレンジ。うーむ、こんなにコテコテで来るとは・・・。個人的にはもっとあっさり仕上げた方が良かった気がする。マキシシングルということで別バージョンが在ったがこちらはさらにいじっている。アコースティックバージョンというか、音の数を減らし、彼等の歌声を前面に出す・・・ライブで聴いたようなものの方が力強い気がする。
 こう書いていると料理か何かのようだ。活きの良い魚をどう調理するか・・・みたいな〜(汗)。
 詩も曲も甘いし、いかにもと言えばいかにも。テーマソングとしては良いと思うが、この手のが嫌いは人は全くダメだろう。良くも悪くも「普通の良い人」の歌だから。普通の家庭に生まれ、普通の育ち方をし、普通の出会いをし、普通の結婚をして・・・。カズンが歌ってきた人達はそういう人達。小林和子さんの詩はそういう世界に生きている人を描写している。歌に曲から入る事が多い私は後で歌詞を認識する。そしてズレを感じ、少し傷つく。でも捨てる事はしない。人は己に無いものを拒絶したがるが、また憧憬もするのだ。

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