いぬもあるけば・・・「不健康的生活」

　昨日から私の会社は夏休みに入っている。日頃の不摂生が祟ってか、昼間は撃沈している。昨日は2つのイベントがあったがどちらかを選択しないままズルズルと夜を迎えてしまった。
　今日も同じ様な展開になりそうだった。そこで夕方、たまははきに電話してみた。今日はライブのある日だった。どうやらまだ席はありそうだったので予約。予約したからには行かなければならない。新宿駅へ、そして幡ヶ谷へ。
　ライブはショーロクラブのメンバーの内二人、笹子重治（g）さんと秋岡欧(band)さんによるデュオ。
　店について、見渡すと店の顔なじみ客以外にも何回かライブで顔を合わせた人がかなりいた。それなりに席が埋まっていたので笹子さんの1m前の座敷に座ることに。喉の乾きをビールで癒して、顔なじみと近況報告。鈴木亜紀さんの東北ツアーはそれなりに成功したようだ。興味はあったが、さすがに平日は行けない。もちろん先立つものも許さなかったが。
　ライブが始まる。アコギとバンドリンの生音が決して広くない店内に広がる。超絶な演奏や緩い演奏を取り混ぜ、ライブは続く。ササジーダンスは軽快でいい曲だ。演奏する曲の多くはショーロの世界ではスタンダードとなっている曲が主だった。
　
　ライブ終了後、そのまま打ち上げ会場となる。二人のデュオはほぼ1年ぶりだという。そんなに久々だったろうか？ショーロクラブとしてのプロジェクトが一段落したころに店主から連絡があったため、やることにしたという。ショーロクラブでやる音楽とデュオでやる音楽では方向性が違うために中断していた・・らしい。
　笹子さんは右腕と左手を冷却剤でクーリングしていた。リハも含めて5時間近くアコギをあの早弾きと技巧で引き続ければボロボロになるだろう。
　ちょっとここには書けないようなお話を聞きたいが為に、ずるずる長居してしまった。結局、笹子さん達と一緒に店を出る感じになってしまった。楽しく貴重な話を聞いた代償は蒲田から自室まで歩くこと。いい運動になりました。道すがら、ヤバそうな大金のやりとりを目撃してしまったり、2時過ぎの川崎で「エステ」の呼び込みしているオネェサンに声を書けられたりとイベントも盛り沢山。まさに「いぬもあるけば・・・」だった。