いぬもあるけば・・・「パッと花を咲かせましょう!」
2001年8月1日 というライブイベントが渋谷TAKE OFF7で催された。私が到着したのは8時近くで2番目の人の演奏が終わろうとしていた。
演奏が終わって、席を確保しようと思い、前に向かうと知り合いの姿が。私は奥華子さん目当てで来ていたのだが、彼が彼女目当てで来るはずがない。もしそうならば、連絡があるはずだからだ。意外な展開にただ驚いた。どうやら、鈴木朋とこむろゆいという人の歌を聴きに来たらしかった。わざわざ彼が聴きに来るとはどんなアーティストなのだろう。ケルトミュージックや遊佐未森のファンであることからすると期待が持てた。
その鈴木朋さんの歌を聴いた。弾き語りだった。割と変わっていて面白い曲だった。どことなく、さねよしいさこさんを連想させる音楽。MCを聞くに「個性的」な人のようだ。
白井雅美[->リンク]さんはこのイベントは馴染みなのか、それとも観客に知り合いが多いのか、とてもリラックスしていた。バンドを率いてというのもあるのかもしれないが。楽しんで演奏している感じ、よいバンドだ。ベースの人が気になっていたのだが、メンバー紹介で女性であるとが判った。うっ、気がつかなかった。しっかり丁寧に弾いているなと思っていたのだが・・・。
このイベント最後が奥華子さん。前回の横浜マリンタワー前のイベントでの歌唱が良くなかったので今回はどうだろうと、不安半分期待半分で弾き語りのためのピアノのセッティングが終わるのを待っていた。
最初の曲は彼女にとって最も付き合いの長い曲「そんな気がした」。ミニアルバム「愛のしずく」からの曲はこれのみ。しっとりとした思い出振り返りの歌。続いて「ta.la.la.」。綺麗な転調と伸びのある声に惹かれる。軽快で陽気な歌。思い出のあの人に教わったことを胸に、前に生きていく・・・。『精一杯歩くことの喜びも、痛みも・・・』『空に星、胸に花。全てがまわる・・・』
MCではダンゴ虫を飼おうと思っているという話。人のような名前を考え中。一匹一匹に個性があるらしい。海老や蟹と同じ仲間なのに人気がないのは可哀想。「(人気が有る無しの理由は)見た目なんですか?人間と同じ?違いますよね?・・・食べられるからかな・・・(海老や蟹に人気がある)。人間にとって《良い》んですよね。でも、地球にとったらダンゴ虫も《良い》んですよ」 笑いを取っていたが、ハッとさせられた。この感性が奥華子という人の詩の世界を作っているのだ。
続く曲は「二人の約束」。『不思議だね どうして人はすぐに守れない約束をするのだろう 人の心を繋ぎ止めるものなど どこにもないと知っているのに・・・』 この曲が私にとって決定的なものとなった。TAMTAM、カズン、ザバダックなどのファン活動を続けている理由に、決定的な曲との出会いがあった。それが絆となるような曲。私はまたそういう曲と、そういうアーティストと出会ってしまった。
「その手」も視点の拡大が効果的な曲だ。「幻の日々」は思い人を嫌いになろうとする歌。「自由のカメ」は異なる視点(カメの視点)を持ち込んで、日常を歌った歌。残念なのは歌詞を間違えてしまったところ。キーになる歌詞『幸せだよ こんなに小さな事で 悩めるなんて』が抜けてしまったのは痛かった。
今日の歌は朗々と歌い上げられていた。しかし、歌詞をまごついたり、音程的に不安定なところがある。音楽的な出来としては70点ぐらいだろうか。早く満点のライブを聴いてみたい。
演奏が終わって、席を確保しようと思い、前に向かうと知り合いの姿が。私は奥華子さん目当てで来ていたのだが、彼が彼女目当てで来るはずがない。もしそうならば、連絡があるはずだからだ。意外な展開にただ驚いた。どうやら、鈴木朋とこむろゆいという人の歌を聴きに来たらしかった。わざわざ彼が聴きに来るとはどんなアーティストなのだろう。ケルトミュージックや遊佐未森のファンであることからすると期待が持てた。
その鈴木朋さんの歌を聴いた。弾き語りだった。割と変わっていて面白い曲だった。どことなく、さねよしいさこさんを連想させる音楽。MCを聞くに「個性的」な人のようだ。
白井雅美[->リンク]さんはこのイベントは馴染みなのか、それとも観客に知り合いが多いのか、とてもリラックスしていた。バンドを率いてというのもあるのかもしれないが。楽しんで演奏している感じ、よいバンドだ。ベースの人が気になっていたのだが、メンバー紹介で女性であるとが判った。うっ、気がつかなかった。しっかり丁寧に弾いているなと思っていたのだが・・・。
このイベント最後が奥華子さん。前回の横浜マリンタワー前のイベントでの歌唱が良くなかったので今回はどうだろうと、不安半分期待半分で弾き語りのためのピアノのセッティングが終わるのを待っていた。
最初の曲は彼女にとって最も付き合いの長い曲「そんな気がした」。ミニアルバム「愛のしずく」からの曲はこれのみ。しっとりとした思い出振り返りの歌。続いて「ta.la.la.」。綺麗な転調と伸びのある声に惹かれる。軽快で陽気な歌。思い出のあの人に教わったことを胸に、前に生きていく・・・。『精一杯歩くことの喜びも、痛みも・・・』『空に星、胸に花。全てがまわる・・・』
MCではダンゴ虫を飼おうと思っているという話。人のような名前を考え中。一匹一匹に個性があるらしい。海老や蟹と同じ仲間なのに人気がないのは可哀想。「(人気が有る無しの理由は)見た目なんですか?人間と同じ?違いますよね?・・・食べられるからかな・・・(海老や蟹に人気がある)。人間にとって《良い》んですよね。でも、地球にとったらダンゴ虫も《良い》んですよ」 笑いを取っていたが、ハッとさせられた。この感性が奥華子という人の詩の世界を作っているのだ。
続く曲は「二人の約束」。『不思議だね どうして人はすぐに守れない約束をするのだろう 人の心を繋ぎ止めるものなど どこにもないと知っているのに・・・』 この曲が私にとって決定的なものとなった。TAMTAM、カズン、ザバダックなどのファン活動を続けている理由に、決定的な曲との出会いがあった。それが絆となるような曲。私はまたそういう曲と、そういうアーティストと出会ってしまった。
「その手」も視点の拡大が効果的な曲だ。「幻の日々」は思い人を嫌いになろうとする歌。「自由のカメ」は異なる視点(カメの視点)を持ち込んで、日常を歌った歌。残念なのは歌詞を間違えてしまったところ。キーになる歌詞『幸せだよ こんなに小さな事で 悩めるなんて』が抜けてしまったのは痛かった。
今日の歌は朗々と歌い上げられていた。しかし、歌詞をまごついたり、音程的に不安定なところがある。音楽的な出来としては70点ぐらいだろうか。早く満点のライブを聴いてみたい。
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