段ボール箱の中から、就職活動時代に読んだ本を発掘した。
「アルビン・トフラーの戦争と平和」 A・トフラー、H・トフラー 92年
原題「WAR AND PEACE IN THE POST−MODERN AGE」
もう随分昔の本だ。しかし、残念ながらここに示されていることは古くはない。

 テロ関連のニュースの脇で日本国内の狂牛病騒ぎの兆しが伝えられる。役人を信じられなくなった民人はヒステリックに振る舞うだろう。何が真実なのか考えることもなく。真実は1つ。『日本人の死亡率は100%』であること。
 まずは狂牛病について、自分で調べるのも一興だろう。ネットでは親切な情報提供者がたくさんいる。[リンク] それらがどれだけ正しいことなのか、保証はない。マスコミ情報と同じぐらい?天気予報をいつも100%信じる人はどれだけいるだろうか?そういうことだ。

 何を脅えているのだろう。何を怖れているのだろう。本当に「死」を怖れているのだろうか?「死」そのものではなくおぞましい老後を、無惨な死に様を怖れているのではないだろうか?本当は「生」を怖れているのかも知れない。

 また、記憶の底から中島みゆきの歌声が浮かび上がってくる。

 『青の濃すぎるTVの中では
  まことしやかに暑い国の戦争が語られる

  僕は 見知らぬ海の向うの話よりも
  この切れないステーキに腹を立てる』

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