先日、たまははきで知り合った知人から電話があった。馴染み客の一人N氏の再就職祝いで、鍋をたまははきでやるのだが来るか?という問い合わせだった。最近、店に顔を出していない。行くよ!と返事をした。
 そして、今日。幡ヶ谷駅を降りて、6号商店街を少し歩いて会場であるたまははきに到着した。看板の電気が切れていたので少し不安だった。が、中に入るといつもの主人と奥さんがそれぞれぶっきらぼうに「なんだ、来たのか」、笑顔で「まぁ、久々!」と迎えてくれた。
 テーブルが付けられて、そこを馴染みのメンバー15名ほどが取り囲んでいた。テーブルの上には大きくて深い土鍋がガスコンロの上に鎮座して・・いやグツグツと煮込み中だった。会が始まってから1時間経っていた。すでに皆盛りあがっていた。
 鍋の具はシャモと茄子とそれ以外。味付けは奥さん手製の味噌。鶏のシャモはともかく、茄子が具の主役とはなかなか珍しい。独り、茄子が苦手な友人の顔を思い出しながら早速頂いた。鱒をほぐし入れたお握りと氷魚の焼いたものなど差し入れの肴があった。どの品も旨い。酒も進むというもの。
 近状報告やら趣味の話をした。ショーロ・クラブファンが何人かいたのでそちらの情報収集も。私より後からやってきた女性は私が行けなかった「ねこカル」のライブに行ったらしい。前回のいたからね〜。ほとらぴからっについてA嬢のサイトで話を聞いていたのでそれも含めて尋ねた。やっぱり良かったようだ。ぐふぅ。
 貸切だと聞いたので、YaeさんのCDを掛けさせてもらった。結構知っている人がいることに驚いた。さすが。

 楽しい晩だった。会話も食事も、そして何より場の雰囲気が。祝い、祝われる。いつまでもこんなことができたらいい。
 胸の内にある針の傷みをチクリと感じながら店内を、皆の顔を見ていた。

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