いぬもあるけば・・・「とりあえず」
2001年9月22日朝、爽やかな日差しで目が覚める。はて?結構呑んだはずなのに、二日酔いもない。焼酎メインだったのが良かったのか。朝風呂に漬かった後、撤収準備をし、そして爽やかな青空を眺めながら那須塩原駅に。駅は三連休を那須高原で過ごすのだろう人々で溢れていた。 暇つぶしに週刊少年ジャンプを購入。それとおみやげのクッキーを。
一度、自室に帰って荷物を置いた後、すぐさま越谷へ。オフ会自体はすでに始まっているが私の目的は途中の喫茶にある。そもそもこのオフ会、アーケードの格闘ゲームファンのオフ会なので、PBMゲーマーでしかない私は適応外の物。。合流のために越谷駅そばの「ファンタジア」というゲーセンに行ったが、関係者の姿が見えない。仕方がないので近くの喫茶店で日記でも書くことにした。ロイヤルミルクティーを注文。出てきた物は・・・大椀に注がれたものだった。絶句してウェイトレスに「こ、これはどうやって飲むのですか?」と尋ねてしまった。ティースプーンですくって飲むのはちょっと・・・。途方に暮れながら飲んでいると「**さぁ〜ん、なんでいるのぉ!?」という声が。合流予定のOさんだった。はて?私も店内を探していないことを確認していたのだが・・・。なんとこの喫茶店、貸し切ることのできる会議室があった。うーむ、先程から侮りがたいことばかり。荷物とお茶を持って、会議室に移動。挨拶をした後、ここでの趣向である全員ビックパフェを食す企画に移った。量はそれほどでもないが、妙に身体が冷える。嵩よりも寒さが戦いのポイントだった。それでも全員が食べきっていた。男性がほとんどを占めていたことを考えると見事なものかと。持っていたおみやげを配ったり、福岡から来襲した方からのを頂いたりしながらおしゃべり。PS2を持っていない私がFF×の***な小説は書けないと思うのですが〜?え、買え・・・ですか?(沈)。
会場を先程のゲーセンに戻してメンバーはGGXやVFに興じた。私は次の飲みの場所を探すために検索作業をしたり、寒いというOさんの上掛け現地調達に付き合ったり。そうそう怪しい写真撮影ゲームをやってみた。非常に怪しくてよろしい。でも、余り遊ぶ人はいないのでは。もう一ひねりすれば面白いゲームになるのだがなぁ。プリクラ的要素を入れるとか。 地下ではKさんがメンバーと格ゲーを楽しんでいた。VFのニューバージョンは初めて見た。綺麗なものであることよ。オフ会幹事のあじさんが駆け回っていた。よく気が利く、よい人だ。彼女の配慮によって滞り無くオフ会が進んだ。もちろんほとんどがゲームサークル仲間だということもあるだろうが。
その後、皆で夕食。未成年者がほとんどだったので、飲みは無しだったが隠れて1人ビールを注文する私。はっ!幹事のチェックしてますよ〜の視線が(汗。夕食後、越谷駅で解散。幹事のあじさんに皆でお礼を行って改札口に入った。
Kさん、Oさん、Uさん、そして私というどこかの島のときの一行は日暮里駅を降りた。彼女達はここのビジネスホテルを予約していた。日暮里・・・確か『あの店』があるはず・・・。「むぁかせて!いい店があるから!」と彼女達がチェックインしている間に店を確認しに出た。以前、PBM仲間と飲んだ「ヒゲ一」という乙な居酒屋で飲んだ記憶があった。ちょうど、この道沿いのはず。すぐに見つかる・・・ことはなかった。「何故〜っ!(汗)」私の悲鳴がこだまする。仕方がない。新しめの店があるのでそこにしよう。「まちださんのおうち」かぁ、この店名のセンスはどうだろうか(汗。不安に駆られながら、『とりあえず』4人入れるか店内に入って確認しようとした。・・・この引き戸、この間取り、どこかで見たことがある・・・。もしや・・・「ヒゲ一」が潰れて違う店になったのか・・・。『取りあえず』4人座れそうだったので、ホテルに引き返して3人を呼んだ。座敷に上がって席に着く。改めて、あの店の間取りだなぁと思う。内装を明るめにしているので感じが違っているが。
早速注文。3人は浦霞を注文。私は最初は東京の酒、澤之井。肴を注文。メニューに『とりあえず』はなかった。コロッケとか肉じゃがとか・・・え?ないの?注文する度に「もう無いです」との返事。それならば何があるの?と尋ねて、ある物を注文。肉豆腐、煮豚、秋刀魚の塩焼き、水餃子など。辛いものが多かったので辛い物がダメなUさんにはきつかったか?(汗。
23時近くまで飲んだ。・・・といっても1時間程度だが。気になったので精算時に女将さんに聞いてみた。前にヒゲ一という店があったはずだが・・・。ヒゲ一はこの夏に閉め、この店を新装開店したのだという。ヒゲ一のときからの者がいるので、あの店のメニューも出来るという。ならば、あの『とりあえず』も是非〜!!
この店を教えてくれた友人もまだ新装開店の情報を得ていないようだ。もし知ったら黙っているはずがないからだ。個人的に今日最大のネタとなった。
ホテル前で3人と別れ、日暮里駅に。もうイベントは発生しないと思ったら山手線ホームで酔ったおじさんに声を掛けられる。「これは船橋にはいくのかのぅ?」手には上野駅からのキップが。すでに23時を過ぎている。間に合うのだろうか?話を聞くと明日の朝、用事があるので今夜のうちに帰らなければならないという。最悪、タクシーを使うとのこと。船橋ならば少なくとも、常磐線ではないだろう。総武線だ。となると・・・秋葉原まで戻るのが正解か。それで行けるところまで行って貰おう。取りあえず、おじさんと一緒に山手線に乗った。「また泊まると家族にバカにされるんだよ〜」「シャチョウなんでね。朝から用事があってネェ〜」 ホームを降りたら、階段を上るようにと指示。幸い、ドアの近くの階段は千葉方面への階段だった。終電に乗れたはず。最も起きたら千葉というオチかもしれないが。
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