ホテルからユニバースに向かう途中に、「陶酔」という呑み食い屋がある。以前、その通りを歩いていたときに見つけて、気になっていた。人通りの少ない場所にひっそりあり、また外装の雰囲気からして少し高めの店だと思われた。中に入ろうとしたところ、玄関がある。普通の家をモチーフにしたのだろうか。と、玄関に着物姿の女将さんが出てきた。女将さんと言っても、30代ぐらいの人。着物姿ということから、これはかなり高い店かも知れないなと不安に思いながら店内に入った。
 20畳以上ある板の間。天井が高く感じるのはテーブルが低いからか。壁際には陶器が幾つも並べて飾られている。カウンターが面白い。掘りごたつの様に足を床下に置き、床に並べられた座布団に座るという感じ。カウンターの中も低くなっているので、お客と女将さんの視線は同じになっている。カウンターには馴染み客らしい男女が。出向者らしく関西なまりがある。やはりこういう店には本来の地元の人はあまり来ないのだろうな。
 菊駒などの地酒を2合呑んだ。純米吟醸1合千円は予想の範囲内。何か肴を頼もうかと思ったら、突き出しが出てきた。普通の突き出しの量じゃない。白身魚の煮付けなど中皿3品。これだけで十分だ。うにゅ。高い店なのか安い店なのか判らないな。機会があったらまた訪れよう。

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