一年振りのスキーは・・・メタメタだった。スピードに着いて行けなくて転ぶ転ぶ。昨日はこれほど転んだ一日ははじめてかもと思うほどの転び様だった。楽しいけれど情けない。
 昨日のダメージは万座温泉につかることでかなり回復。堤さんが万座にも地酒が欲しいと作ったという噂の万座の地酒は外売りしない限定品らしい。一升瓶でしか扱っていないところからすると、確かに観光客に売るつもりはなさそうだ。K君がその話を耳にして一升瓶を購入し、皆で呑んだ。清酒なのだが軽くてとても呑みやすい。ヤバイ酒だ。長野原の醸造所で作られているのだが、本醸造酒とも微妙に違う感じ。本当にアル添なのだろうか?
 それらで回復した二日目。昨日と違って遅くまでゴロゴロしていたのが災いしたのか、N君が激しく追突される事故が発生した。不意打ちだったのでダメージをまともに食らったらしい。しばらくうずくまって立てなかった。ようやく動いたが、それで彼のやる気はマイナスに。昼食後、すぐに止めようかという話になったが私が昨日食堂に忘れた帽子を取りに行くのに付き合うことに。帽子は事務所に送られていた。事務所があるのは万座プリンスホテルの近くのレストラン施設。去年、ニフティの仲間と滑りに行ったゲレンデにあるレストラン。
 そこでシャトルバスに乗って帽子を取りに。残りの二人はとっとと高速リフトに乗って滑りに行ってしまった。N君と私はレストランから元の朝日山ゲレンデに向かうコースを滑ってそのまま宿に帰るつもり。
 無事に帽子を手に入れ、高速リフトに。コース地図を見ると万座山の山筋に沿う「熊四郎」という中級コースで朝日山ゲレンデに出られるらしい。クロカン的なコースなのだろう。それで中級コースなら大丈夫。そう判断して我々は熊四郎コースに・・・。そして我々はぢごくを見た。

 知らないコースを滑るのがどれほど恐いかを知った。激しい高低や急カープは許そう。でも、何も表示無しに崖に出るのはどうだろうか?もう少しスビードが出ていたら、空を飛んでいたろう。
 信じられない事態に一気にボルテージが上がり・・・二人ともブチッと切れた。上手くとか、転ばないようにとか、コースを楽しむとかではなく、無事に帰ることが目的。先に進むと、間違って来てしまったボーダーの人々が歩いた跡がある。我々もノリは完全にクロカンだ。
 ようやくゲレンデに戻ってこれた。我々は爆笑していた。押さえることが出来ない。安堵がそうさせたのだ。

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