メールを見て、目を疑った。たまははきの馴染み客夫婦の送別会が今日あるというのだ。

 渋谷エッグサイトに着いたのは21時過ぎ、トリを飾るらしいので、演奏は聴けるはず。ソーイングマシンの今年2回目のライブ。中に入るとキキオン[->http://homepage2.nifty.com/fhifan/]というユニットが演奏していた。名前は知っていて気になっていた。これは凄い。東欧系の音楽を自分のものにして活動している。武蔵野を意識したソーイングマシーンとの対バンは面白い趣向だ。ヴォーカル兼パーカッション、アコーディオン、ギターの3人。気に入ったのでCDを購入。 ソーイングマシーンは渋谷という場所を意識したのかいつもの垢抜けないファッションとは違うセンスで演奏に望んだ。そのギャップに驚いた。
 ライブ終了後、挨拶してすぐに撤収。目指すはたまははき。どうにか主賓が帰る前に間に合った。主賓の一人、岩下清香さんの知り合いも混ざって和気藹々と飲み会が開かれていた。最初に目が合って会釈した人が彼女と一緒の音楽活動でフルートを吹いていた人だと気付いたのは彼自作の縦笛の音色を聞いた時だった。となると、その隣にいる黄色い服を着ている中肉中背の男性も見たことがある可能性が高い。誰だろう。まぁ、いいか。いつもの鶴の友純米を頼んで参戦。脇の人達はどこかの業界の人らしい。孫さんが○○を援助する話をしていた。話ぶりからして昔一緒に仕事をしていた人らしい。「ヤフーにかまけていないで、早く高速回線の利点を使ったコンテンツサービスで新たな領域を一般の人に見せるべきだ。クロックや転送のスピードがどんどん早くなっているのに、それによって現れる新サービスを誰も示せていない。」という話は呑み屋話としても説得力がある。幡ヶ谷だからな〜。初台の隣駅だ。アスキー関係か。
 山形に単身赴任している馴染み客からあちらで食べられるマダラの白子の旨さを聞いた。うまそ〜。食べにいきたくなるね。 清香ちゃんに今後の事を尋ねたり、別の夫婦の微妙な話を聞いたり。清香ちゃんは月に1,2回仕事でこちらに来るらしい。二度と会えないわけではなさそうだし、その歌声もまた聴けるだろう。
 先ほどの黄色い服を着た男性が破れかけの画用紙を色紙代わりに寄せ書きみたいなものを描いている。見覚えがある。自分も文庫の『死に至る病』の後ろに描いてもらった絵だ。かわうそ君。思い出した。吉田戦車さんだ。
 店をでたのは1時半。甲州街道を歩いて新宿駅南口に出てから歌舞伎町の京たこでコーヒーを飲みながらJRの始発を待った。自宅に着いたのは6時前だった。

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