いぬもあるけば・・・「要請」
2002年2月14日インドではヒンドゥー教徒が反バレンタインデーのデモを起こしたとか・・・まぁ、階級社会では自由恋愛はご法度だから、尚更それに関わる習慣には敏感に反応するだろうなぁ。実際は富(チョコ)の再分配を求めるデモだったりして・・・(汗)
来てしまった・・・カンパ依頼の要請書。24年ぶりの甲子園出場ということで大騒ぎなんだろうなぁ。出すつもりはあるけど・・・甲子園出場後援会に連ねる肩書きがダメだ。別にあなた方PTA会長やら母の会会長やらがはしゃぐために出すのではないんですよ。現役生が気負い無く愉しめるように出すのですよ。判っていてもツッコミを入れてしまう天邪鬼。
『プロジェクトX』の再放送をみた。日本初の盲導犬誕生のお話。日本第一号の盲導犬チャンピィ。感動的なお話になっていた。私が惹かれたのは、次の部分だ。「暴れて落ち付きがなかったのが激しく厳しい躾で無理やり屈服させ。おどおどして服従するだけの存在に成ってしまった。自分で情報を集め、自分で考え、その判断の元に行動するようにするには屈服させてはダメなのだ。本気で相手に対し、良いことをしたときにはきちんと十分誉めることで、自尊心を育てないと・・・」 そして手が付けられなかった暴れ犬、始終怯えていた犬は変わっていった。
犬と人を同一視することは無茶で危険なことだが、それでもチャンピィに不器用に生きざるを得ない人の姿が重なってしまった。犬との関係は裏表がないからいいと調教師は言う。それは一面の見方だ。人の関係もはじめから裏表があったのではないはずだ。裏切られの体験が人に後知恵を付けさせたのだ。脆弱な自尊心を守るために。それこそが脆弱さの表出であることを知らずに・・・
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