いぬもあるけば・・・「当日券」

　久々に日記作家（笑）あさみさんのサイトに行って、日記や掲示板を読ませてもらった。そこで今日2/17にZABADAKのライブがあることを知った（苦笑）。会費未納でファンクラブとの繋がりが切れたこともあって、DMも来ないので本当に今日まで知らなかった。昨年11月に出たニューアルバムもまだ買っていないし・・・ファンと自称できなくなりつつあるなぁ。で、ライブ会場は渋谷エッグサイト。どうやら吉良さん、小峰さんそしてパーカッションの佐藤正治さんの3人構成らしい。対バンありというので驚いたが、このメンバーだけというのも驚きだ。混むかも知れないが、日曜の夜ということで遠方の人が来れない分少ないかもしれない。当日券狙いでも大丈夫だろう。
　エッグサイトに向かう途中、TAKEOFF7で明日の奥華子さんのライブチケットを入手。エッグサイト前には人の姿が疎ら。18時を回っていたのでもう開場したのだと思ったら、そうではないらしい。開場前の並びとしては随分と少ない。ライブ会場でよく顔を合わせるザバファン数名を確認したけれど、例えばザバ歌の人達の姿はどこにもない。おかしい？確か昨日ザバ歌のイベントがあったはず・・・。あさみさん達の姿を見つけたので、挨拶。入場して中を見渡すと、オールスタンディングだと思ったら後ろの方まで椅子が並べられていた。やはり、お客は思ったよりも少ない。
　最初に対バンの「かぼちゃ商会」というバンドが演奏。ネオ−チンドンを掲げる「チンドン屋バンド」。あのチンドン太鼓を含めて7名。ゴチャゴチャ感が心地良い。3曲目のジンタという曲はショーロクラブの笹子さんが作曲した曲だという。こんなところで笹子さんの名を聞くとは！　驚いて会場で一人、のけぞっていた。　楽しい演奏だったので彼らのライブCDを3枚セットで購入した。私がその音楽に親しみを感じるのは3拍子の曲が多かったということだけでなく、上野茂都さんやソーングマシーンの曲になじんでいたことが裏にある気がする。
　続いてザバダック。吉良さんの「遠い音楽」で始まり。MCでとても緊張していると。久々のライブであることと、前の演奏が大盛り上がりだったこともあってか。小峰さんが加わって「眠れない夜のために」。佐藤さんが加わって、劇団キャラメルボックスの劇中歌として使われた「駆け抜ける風のように」。全部で11曲。久々に「星の約束」を聞くことができた。定番の「easy going」の後に「tears」で〆。それから、かぼちゃ商会の人達と一緒に1曲。アンコールの拍手に皆でやれるものはもうないのでと、吉良さんのソロで「小さな宇宙」。・・・吉良さん・・・また、やってしまった・・・（苦笑）。
　最初、元々ザバダックとかぼちゃ商会は繋がりがあって、それでこういう構成になったのだと思ったら、どうやら違ったようだ。両者共に今回初めてでお互いの音楽も知らなかったらしい。ということは、エッグサイト側が合せたのだろう。中々おつなことをする。もし今日のライブをフルステージではないからと敬遠したのならば、そのザバファンは非常に勿体無いことをしたと言える。2つのバンドが刺激しあって、互いが良いステージになった。今日の彼らの打ち上げ如何では今後一緒にイベントをする可能性もありそうだ。個人的にはまたライブを見たくなるバンドを知ることができ、嬉しかった。
　ライブ後、あさみさん達と6名で食事に。入ろうとした店が混んでいたために、向かいのメキシコ料理店に。グリルものの美味しさを味わった。ライブの話を余りしなかった気がするが・・・それは文句が余りなかったからだろうと解釈。別の話題が盛り上がってしまったからが正解。