いぬもあるけば・・・「TCG」
2002年4月5日 三重に在住のりおさんから電話があった。オフ会でもやるのかしらんと思いながら挨拶をしたら、千葉に引っ越したとのこと。どうやら付き合っている彼と一緒に住むことになったようだ。ここ最近、彼女達と顔を会わせるチャット会場に顔を出していなかったので情報に疎くなっている。近くになったのならば気軽に遊べるねぇと話をしていたら・・・。秋葉に近いということで、趣味が・・・ヲタク化していた。何故、シスプリに嵌まる〜っ!その手系のトレーディングカードゲーム(以下、TCG)収集にも興味を持っているようだし・・・恐るべし、世界のヲタク街「秋葉」の魔力。
最近、そんなに流行っているのかと、雑誌「げーむ・ぎゃざ」を久々に読んでみた。この雑誌がまさかコンビニに置かれるようになるとは・・・ケータイの普及よりも冗談のような話だ。ちょっと前まで「RPGマガジン」という名前のTRPG誌だったのに・・・。
目次の向かいのページにOMCの広告があるのに驚いた。それ以外にも紙面に掲載されているイラストの脇に丁寧に絵師の名前が記載されていることが気に掛かった。TCGはゲームシステムの面白さだけでなく、イラストに惹かれて購入する人が多い。そういう意味で絵師の地位は高まっている。人気がでそうな絵師の確保が業績に影響する。この流れからすると、OMCというビジネスモデルはその顧客対象が個人だけではなく企業も含めてる点を踏まえるとよい目論見だったと思う。実際、T社お抱えかと思っていた絵師が別会社のTCGのイラストを描いている。ゲーム業界は狭い故に掛け持ちは当たり前とはいえ、面白い。イラスト発注のアウトソーイング。
紙面も随分と変わった・・・ホビージャパン社は「TCGのファミ通」を目指しているのかもしれない。トーナメントを取材し、個人を取り上げているところはまともだ。
それにしても、これほど沢山の種類のTCGが発売されているのか・・・アイドル物のTCなども含めると・・・。いつからこういう収集物が流行るようになったのだろう。チョコエッグの加熱振りも凄かったが、こちらは業界が膨らんでいる。マルチメディア展開を考慮すると結構な市場になっていると考えられる。収集癖のある購買層は適度に刺激を与え続ければ、それが依存・嗜癖行為であるからなのかはともかく購買行為を繰り返す。
読んで一番ショックだったのは、以前からTRPGのボックスイラストなどで活躍している絵師の「弘 司」さんの原画展が開催されるという話。開催地が大阪だから行けないという話ではない。その主催があのアールビバン社系列だからだ。一気に気分がダークになる。ホビージャパン社などの出版社が主催するものではない。あのミュシャのリクリエイションのように、原画展を見た先には蟻地獄のように版画展示即売会場が設置されているのだろう・・・定価80万円で版画を買わせるのだろう・・・。「ヲタクはカネ持ってるからな。レアって言葉に弱いし、趣味のものには糸目はつけないし・・・」 いや、その経営判断は正しいよ。正しいから・・・嫌になる。
最近、そんなに流行っているのかと、雑誌「げーむ・ぎゃざ」を久々に読んでみた。この雑誌がまさかコンビニに置かれるようになるとは・・・ケータイの普及よりも冗談のような話だ。ちょっと前まで「RPGマガジン」という名前のTRPG誌だったのに・・・。
目次の向かいのページにOMCの広告があるのに驚いた。それ以外にも紙面に掲載されているイラストの脇に丁寧に絵師の名前が記載されていることが気に掛かった。TCGはゲームシステムの面白さだけでなく、イラストに惹かれて購入する人が多い。そういう意味で絵師の地位は高まっている。人気がでそうな絵師の確保が業績に影響する。この流れからすると、OMCというビジネスモデルはその顧客対象が個人だけではなく企業も含めてる点を踏まえるとよい目論見だったと思う。実際、T社お抱えかと思っていた絵師が別会社のTCGのイラストを描いている。ゲーム業界は狭い故に掛け持ちは当たり前とはいえ、面白い。イラスト発注のアウトソーイング。
紙面も随分と変わった・・・ホビージャパン社は「TCGのファミ通」を目指しているのかもしれない。トーナメントを取材し、個人を取り上げているところはまともだ。
それにしても、これほど沢山の種類のTCGが発売されているのか・・・アイドル物のTCなども含めると・・・。いつからこういう収集物が流行るようになったのだろう。チョコエッグの加熱振りも凄かったが、こちらは業界が膨らんでいる。マルチメディア展開を考慮すると結構な市場になっていると考えられる。収集癖のある購買層は適度に刺激を与え続ければ、それが依存・嗜癖行為であるからなのかはともかく購買行為を繰り返す。
読んで一番ショックだったのは、以前からTRPGのボックスイラストなどで活躍している絵師の「弘 司」さんの原画展が開催されるという話。開催地が大阪だから行けないという話ではない。その主催があのアールビバン社系列だからだ。一気に気分がダークになる。ホビージャパン社などの出版社が主催するものではない。あのミュシャのリクリエイションのように、原画展を見た先には蟻地獄のように版画展示即売会場が設置されているのだろう・・・定価80万円で版画を買わせるのだろう・・・。「ヲタクはカネ持ってるからな。レアって言葉に弱いし、趣味のものには糸目はつけないし・・・」 いや、その経営判断は正しいよ。正しいから・・・嫌になる。
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