いぬもあるけば・・・「出ずっ張り」
2002年4月13日 休日にしては珍しく昼前に家を出た。蒲田駅でお土産と「都区内パス」という名前に変わったJRのフリーキップを買い、有楽町に。京橋口を出、ニューキャッスルというお店で辛いライスの「蒲田」を注文。予想していたよりも辛かった。
道すがら、ギャラリー朋という画廊で行われている「新世紀の人物日本画へ」という展示を見た。芸大を出たばかりの若手3名による展示。確かにまだ「若い」絵だ。これからどう熟成されるのか。
奥野ビルに着いた。この老ビルには各階にギャラリーがある。5階にまっすぐ行こうと思ったが、4階の「Ecru+HM」というギャラリーの真木弘姫さんの陶器展を覗いてしまった。手捻りの造形に惹かれて。心が本来の目的である、綺朔ちいこさんの個展を鑑賞するモードになっていたのだろう。注器に「女性」を感じた。男性作家の作品だと思ったら、作家は女性だという。ひろきと読むので男性だと思っていた。6K円は予定外だが、一番最初に惹かれた注器を購入。
先日は駆け足だったので改めてちいこさんの個展を鑑賞。この前と違うのは天気。晴れているので窓を開放している。そのために部屋に吊るされた無数の赤いリボンがコンセプトそのままに「吹き流し」状態で風に吹かれている。いや、リボンによって風が視覚化されている。風洞実験のアレみたいなものだ。前はドギツイと思っていたが、今日はいいのではないかと思った。自分の部屋もこういうインタレーションを施したら面白いのではとまで思った。このインタレーションを担当した、拘束さんに「こういうインタレーションを施したカフェがあると面白いですね。」と声を掛けると近々そういうものを開く試みがあるという。行ってみたいなぁ。ちいこさんの許可を得て、作品をデジカメで撮影した。自分のHPがあれば、そこで紹介できるのだが・・・。
今日は最終日ということもあって私以外にも次々鑑賞客が訪れていた。ビリケンの可愛さを身に付けている男性や谷中散策をして喫茶店「乱歩゜」でマスターに紹介されたといって訪れた石狩市の女性。和服を纏った美女が現われた。ちいこさんが小さい悲鳴を上げる。どうやら前にモデルになって欲しいと強引にナンパした人だという。仕種1つ1つが絵になる不思議な妖艶さがある。こんな人が実在するのかと驚いた。ギャラリーのオーナーが記念写真をとカメラを向けたところ、お願いされたわけでもなく自らきちんとポーズをして視線を向けている。撮られ慣れている。この人は一体・・・。ちいこさんとの会話に耳をそばだててようやく見えてきた。「SMスナイパーの編集長と一緒に・・・」どうやらSM系のイベントに出演したりしている人らしい。
谷中のギャラリー猫町。松風さんの個展を観に再訪。2階に上がって、障子に貼られたキリエを撮影。なんと、肉球展で飾られていた肉球ソファーが置いてある。やっぱり絶妙な座り心地だにゃぁ。
1階に降りて、松風さん達とおしゃべりしていると2名の猫アーティストが訪問。おしゃべりの輪に。一人は前橋の人。典型的な上州の女性だなぁと思う。この会話のテンションの高さは一種方言のようなものだったのかと思った。
おしゃべりの中で、ギャラリー猫町がTV番組の取材を受けたという話を聞いた。旅番組で谷中散策の一部として取材されたらしい。レポーターは今をときめく氷川きよし。放映予定は4/30 19:00。TV朝日系の「旅の香り」という番組らしい。ほんの少ししかでないだろうが、チェックしよう。
二人が去った後に実演の一部を見せてもらった。慣れればなんでもないのだろうが、きちんと切り絵になる原画を起こして、それを切ることでできるのをみると不思議な気分になる。印画紙の現像に立ち会ったような。
チケットを忘れたことに気付き、一旦自室に戻ってから、渋谷7th floorに。種ともこさんのライブ。着いたら丁度最初の歌を歌っていた。MCで風邪が治らなくて絶不調だと言っていた。最初は声に危うさがあったが次第に調子を上げていた気がする。私的には大満足。なぜなら、「花」と「HOME SWEET HOME」と新曲が聞けたから。ここ最近の種さんの一番の名曲だと思っている「花」は最近のライブでは割と定番らしいので歌うのは予想していた。だが、まさか「HOME SWEET HOME」が聞けるとは。この歌を初めて聞いたとき、「種さん、こんな歌を歌うようになったのか…」と驚いた。恋だ、愛だとかと違う、哀しい歌。MCで歌がTVで観た話を元に作られたと聞き、そういう方面にもアンテナを向けた日々を過ごしているのだなと改めて認識した。
ライブ終了後、種ともこMLのメンバーと木曽路という居酒屋で呑んだ。一番安い飲み放題コース。どこかで見たことがある、ちょっと癖のあるアルバイト。しばらくして踊り込んできた結婚式三次会という感じの集団。
4月の渋谷の夜は学生の新歓コンパでいつもより余計に人が多い。
道すがら、ギャラリー朋という画廊で行われている「新世紀の人物日本画へ」という展示を見た。芸大を出たばかりの若手3名による展示。確かにまだ「若い」絵だ。これからどう熟成されるのか。
奥野ビルに着いた。この老ビルには各階にギャラリーがある。5階にまっすぐ行こうと思ったが、4階の「Ecru+HM」というギャラリーの真木弘姫さんの陶器展を覗いてしまった。手捻りの造形に惹かれて。心が本来の目的である、綺朔ちいこさんの個展を鑑賞するモードになっていたのだろう。注器に「女性」を感じた。男性作家の作品だと思ったら、作家は女性だという。ひろきと読むので男性だと思っていた。6K円は予定外だが、一番最初に惹かれた注器を購入。
先日は駆け足だったので改めてちいこさんの個展を鑑賞。この前と違うのは天気。晴れているので窓を開放している。そのために部屋に吊るされた無数の赤いリボンがコンセプトそのままに「吹き流し」状態で風に吹かれている。いや、リボンによって風が視覚化されている。風洞実験のアレみたいなものだ。前はドギツイと思っていたが、今日はいいのではないかと思った。自分の部屋もこういうインタレーションを施したら面白いのではとまで思った。このインタレーションを担当した、拘束さんに「こういうインタレーションを施したカフェがあると面白いですね。」と声を掛けると近々そういうものを開く試みがあるという。行ってみたいなぁ。ちいこさんの許可を得て、作品をデジカメで撮影した。自分のHPがあれば、そこで紹介できるのだが・・・。
今日は最終日ということもあって私以外にも次々鑑賞客が訪れていた。ビリケンの可愛さを身に付けている男性や谷中散策をして喫茶店「乱歩゜」でマスターに紹介されたといって訪れた石狩市の女性。和服を纏った美女が現われた。ちいこさんが小さい悲鳴を上げる。どうやら前にモデルになって欲しいと強引にナンパした人だという。仕種1つ1つが絵になる不思議な妖艶さがある。こんな人が実在するのかと驚いた。ギャラリーのオーナーが記念写真をとカメラを向けたところ、お願いされたわけでもなく自らきちんとポーズをして視線を向けている。撮られ慣れている。この人は一体・・・。ちいこさんとの会話に耳をそばだててようやく見えてきた。「SMスナイパーの編集長と一緒に・・・」どうやらSM系のイベントに出演したりしている人らしい。
谷中のギャラリー猫町。松風さんの個展を観に再訪。2階に上がって、障子に貼られたキリエを撮影。なんと、肉球展で飾られていた肉球ソファーが置いてある。やっぱり絶妙な座り心地だにゃぁ。
1階に降りて、松風さん達とおしゃべりしていると2名の猫アーティストが訪問。おしゃべりの輪に。一人は前橋の人。典型的な上州の女性だなぁと思う。この会話のテンションの高さは一種方言のようなものだったのかと思った。
おしゃべりの中で、ギャラリー猫町がTV番組の取材を受けたという話を聞いた。旅番組で谷中散策の一部として取材されたらしい。レポーターは今をときめく氷川きよし。放映予定は4/30 19:00。TV朝日系の「旅の香り」という番組らしい。ほんの少ししかでないだろうが、チェックしよう。
二人が去った後に実演の一部を見せてもらった。慣れればなんでもないのだろうが、きちんと切り絵になる原画を起こして、それを切ることでできるのをみると不思議な気分になる。印画紙の現像に立ち会ったような。
チケットを忘れたことに気付き、一旦自室に戻ってから、渋谷7th floorに。種ともこさんのライブ。着いたら丁度最初の歌を歌っていた。MCで風邪が治らなくて絶不調だと言っていた。最初は声に危うさがあったが次第に調子を上げていた気がする。私的には大満足。なぜなら、「花」と「HOME SWEET HOME」と新曲が聞けたから。ここ最近の種さんの一番の名曲だと思っている「花」は最近のライブでは割と定番らしいので歌うのは予想していた。だが、まさか「HOME SWEET HOME」が聞けるとは。この歌を初めて聞いたとき、「種さん、こんな歌を歌うようになったのか…」と驚いた。恋だ、愛だとかと違う、哀しい歌。MCで歌がTVで観た話を元に作られたと聞き、そういう方面にもアンテナを向けた日々を過ごしているのだなと改めて認識した。
ライブ終了後、種ともこMLのメンバーと木曽路という居酒屋で呑んだ。一番安い飲み放題コース。どこかで見たことがある、ちょっと癖のあるアルバイト。しばらくして踊り込んできた結婚式三次会という感じの集団。
4月の渋谷の夜は学生の新歓コンパでいつもより余計に人が多い。
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