また夢を見た。
 第3夢 ハードウェアとソフトウェア
人間を「ハードウェアとソフトウェアの綜合」と捉えたとき、ソフトウェアは何だろう。
仕草。対人関係の作り方、対応。生き方。・・・
 そんな事を考えていたら、あるドラマが見えた。遠い未来。昔の人が出来た事が出来なくなっている。それは知識を元にするものではなく、態度として表出されるもの。ドラマでは過去からタイムトリップしてきた平凡な男が見事に危機を回避する。彼にとっては当たり前のことをしただけで。
 このドラマは藤子・F・不二雄の「みきおとミキオ」と同じ構造と展開になっている。漫画では失われたのは計算力だったが、夢では仕草や態度などだった。共に未来の設定になっているが、この話は本当に未来の話なのだろうか?現実では起こり得ない話なのだろうか?

 夜、ちびっツのアニメを見ながら考えた。
 このアニメでは「パソコン」が人型という設定で話が進んでいる。パソコンというとコンピュータのイメージが強くなるが、実際のそれはアンドロイド、つまりロボットだ。
 さて、現在のロボット技術の発達は目覚ましく、人型ロボット(アンドロイド)が実用レベルまで到達するのもそう遠い未来ではないだろうと期待させられる。
 日本において、ロボットの開発は今後ますます加速されると考えている。その理由は新たな産業を形作るという産業、経済を土台にした話だけではない。高齢化・少子化などの社会現象も足りない労働力を補うものとして必要とするだろう。現に、介護ロボットの研究が進んでいる。
 そういう公共の場で活躍する以外の、つまり個人向けアンドロイドの将来像を考えてみる。VHSビデオやネットの普及を考えると・・・あのちびっツの「パソコン」のようなアンドロイドが実際に消費者がお金を出すものの先駆けになる可能性が高い。
 愛玩アンドロイドや被介護アンドロイド。既にアイボなどが提案しているペットロボットの発展型。
 日本人はそういうものに対して、心理的な敷居は低い気がする。アトムやドラえもんなどのアニメやコミックに幼児から接していれば、ロボットに人間を投影することができる。1つの石や一本の木に神を見る日本の精神風土なら、ロボットにココロを見ることも可能だろうし、見てしまうだろう。それはロボットがあくまでもモノだから。異質なモノも取り込んで、自己の構成物にしてしまう志向ゆえに・・・


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