いぬもあるけば・・・「またね!」
2002年4月28日 たまハイク。少々体調不良の状態で、南武線に乗った。いつもと逆方向。登戸駅で下車し、小田急線に乗り換え。ヘロヘロだったが、渋沢駅に着いた時には大分回復していた。
大倉入り口までバス。停留所は県立公園の脇にあり、周囲にお店もある。ビールを調達してから歩き出す。沢をしばらく上ったところの河原をベースとして、皆で手分けして周囲の野草を摘んだ。私はアケビの芽、ミツバ、そしてセリを中心に摘んでいった。2時間ほど摘んで、ベースに戻ると鍋の準備が始められていた。川の水で泥や汚れを落としたものを笊に乗せて水気を切る。すでにビールを飲み始めている人もいる。私も川岸で冷やしていた500ml缶を開けた。ビール以外にも一升瓶や四合瓶が冷やしてある。緑川の純米もそこに。水は適度に冷たい。
全員が集まって、思い思いに酒を飲み出す。アケビの芽が煮えた。程よい苦みがいい。田んぼの畦によくあるノビルはこの当たりでは取れないので貴重品。味噌を付けて齧りながら、鶴の友の上白をやる。それ以外にもフキやウドなどもアテにした。
飲んだり、談笑したりしているうちに鍋が煮えてきた。コッヘルに具を入れてもらい、岩に腰掛けて、出掛けに握ってきたお握りと共に食べる。美味しい。セリやミツバのシャキシャキした歯ごたえ。里から持ってきた軍鶏のしっかりとした濃い味わい。上白が尽きたので、各自が持ってきた日本酒を開ける。緑川はやはりいい酒だった。
酔い覚ましと遊び心から靴と靴下を脱いで川に入る。適度な冷たさと抵抗。こうやって川遊びするのも久々。持ってきたパーコレーターでコーヒーを沸かして振る舞う。いい感じだ。
宴も終わり、程よく酔いが覚めたころに撤収作業。食べきれずに余ったミツバを分配。私も分けてもらう。濡らした新聞紙に包めばしばらくもつだろう。
一行はこれから更に沢を上り、それからバス停まで降りてくるといういつものコースに行くのだが、私は一人、元のルートを戻ることに。もう1つのイベントに参加するため。
バス付近の道端にある農産物直売の棚には100円玉1コインで買える農産物がある。安いのでキャベツとネギを買ってしまった。これから行くところとのギャップに内心苦笑いしながら。
渋沢駅には午後4時頃に到着。小田急線に乗り、新宿に。山手線に乗り換えて、降りたのは原宿。数分後、パンパンに膨れたデイバッグを背負った男は竹下通りに居た。時間潰しも兼ねて、シルバーアクセサリー店の手前にある路地の先にある原宿ギャラリーを覗いてみた。竹下通りの雰囲気とは違う作品が展示されることが多いので割とチェックしている。今回はポストカードを媒体としたグループ展。水彩画やイラスト、カリグラフィーなど。展示は原画だが、印刷したものを売っていた他。気に入ったカードがあったので、購入。
ルイードに着いた。今日のイベントは「あしあと伝説」vol.11。『ぱぶりか』が出演する。活動停止を宣言していた彼らだが、それ以前に作成していた3rd CDが先日完成し発売された。せっかく発売したのだからレコ発ライブでもやろうよということで、このイベントに参加させてもらったという形。CDタイトルは『Mall』。吉祥寺シルバーエレファントやインディーズに強いCDショップに置かせてもらっているらしいけど、なかなか買いにいけず、この会場で買うことにした。
開場。グルーピー仲間と談笑しながら、開演を待つ。ぱぶりかのステージは一番目。待っている間にぞくぞくと見知った人がやってくる。これを見逃してなるものかと駆けつけたようだ。
ステージが始まった。演奏曲目はみかん、Long Player、魔法のブーツ、りんどう野道、風見鶏、そしてクロアゲハ。
ルイードのPAはいい仕事をしている。メンバーの音がつぶし合うことなく届く。いいステージだ。
やっぱり、彼らにしか出せないものがある。この歌を生で聴く機会が今後ないのかと思うと・・・。寂しさとまたライブを見ることができた嬉しさがごちゃまぜになった感情を抱きながら、それでも、いやそれだからこそライブを楽しんだ。この感覚はあの『のれん分け』ライブと同じか。そういえば、状況も似ている。
待ち望んだステージも終わってしまえばあっという間。後ろに下がって余韻に浸っていると、傍らにいたSさんが「・・・本当にこれで止めてしまうのか?」と問うてくる。「うん」と答えると、認めたくないという表情を浮かべていた。
ロビーに出ると、CDが売られている。早速、購入。コピーは「KING OF いつものうた。」 ジャケットを見て、驚いたことが1つ。てつやさんが「てっこ」に改名していた。その意味を考える。
ロビーにメンバーが現われた。会計のために残るてつやさんを残して、表参道のしゃぶしゃぶバイキングに移動。ライブの打ち上げ。鍋が2つに分かれていて、しゃぶしゃぶと別の鍋ができるようになっていた。私のいるテーブルはチゲ鍋。隣はすき焼き。
乾杯! バイキングなのでどんどん食べる。チゲ鍋はテケトーに具を入れているので怪しくなっているが気にしないで食べる。ビールをゴキュゴキュ。皆、ぱぶりかが縁で知り合った人ばかりなので、こうやって飲むのも久々。酔いも手伝って話題は尽きない。っていうか、暴走している人も。
てつやさんが到着して、再度乾杯。バトルは続く。いい加減、スピードが落ちてきたときに、分けてもらったミツバを思い出した。煮れば問題ないだろうと、事情を説明しつつ各テーブルにこっそり分配。驚きもあり、かなり好評だった。
飲んで騒いでの2時間。思ったより早い時間に出たので、2次会に・・・という話があったが、適当な店が見当たらず、解散することに。
原宿駅までの道のりで、嬉しいひとこと。彼らの旅はまだ続く。個々の道のりだとしても。旅を続ける限り、軌跡がまた交差することもあるだろう。これで終わりと決めつける必要はないんだ。音楽を捨てることができない彼らゆえ。そして・・・
大倉入り口までバス。停留所は県立公園の脇にあり、周囲にお店もある。ビールを調達してから歩き出す。沢をしばらく上ったところの河原をベースとして、皆で手分けして周囲の野草を摘んだ。私はアケビの芽、ミツバ、そしてセリを中心に摘んでいった。2時間ほど摘んで、ベースに戻ると鍋の準備が始められていた。川の水で泥や汚れを落としたものを笊に乗せて水気を切る。すでにビールを飲み始めている人もいる。私も川岸で冷やしていた500ml缶を開けた。ビール以外にも一升瓶や四合瓶が冷やしてある。緑川の純米もそこに。水は適度に冷たい。
全員が集まって、思い思いに酒を飲み出す。アケビの芽が煮えた。程よい苦みがいい。田んぼの畦によくあるノビルはこの当たりでは取れないので貴重品。味噌を付けて齧りながら、鶴の友の上白をやる。それ以外にもフキやウドなどもアテにした。
飲んだり、談笑したりしているうちに鍋が煮えてきた。コッヘルに具を入れてもらい、岩に腰掛けて、出掛けに握ってきたお握りと共に食べる。美味しい。セリやミツバのシャキシャキした歯ごたえ。里から持ってきた軍鶏のしっかりとした濃い味わい。上白が尽きたので、各自が持ってきた日本酒を開ける。緑川はやはりいい酒だった。
酔い覚ましと遊び心から靴と靴下を脱いで川に入る。適度な冷たさと抵抗。こうやって川遊びするのも久々。持ってきたパーコレーターでコーヒーを沸かして振る舞う。いい感じだ。
宴も終わり、程よく酔いが覚めたころに撤収作業。食べきれずに余ったミツバを分配。私も分けてもらう。濡らした新聞紙に包めばしばらくもつだろう。
一行はこれから更に沢を上り、それからバス停まで降りてくるといういつものコースに行くのだが、私は一人、元のルートを戻ることに。もう1つのイベントに参加するため。
バス付近の道端にある農産物直売の棚には100円玉1コインで買える農産物がある。安いのでキャベツとネギを買ってしまった。これから行くところとのギャップに内心苦笑いしながら。
渋沢駅には午後4時頃に到着。小田急線に乗り、新宿に。山手線に乗り換えて、降りたのは原宿。数分後、パンパンに膨れたデイバッグを背負った男は竹下通りに居た。時間潰しも兼ねて、シルバーアクセサリー店の手前にある路地の先にある原宿ギャラリーを覗いてみた。竹下通りの雰囲気とは違う作品が展示されることが多いので割とチェックしている。今回はポストカードを媒体としたグループ展。水彩画やイラスト、カリグラフィーなど。展示は原画だが、印刷したものを売っていた他。気に入ったカードがあったので、購入。
ルイードに着いた。今日のイベントは「あしあと伝説」vol.11。『ぱぶりか』が出演する。活動停止を宣言していた彼らだが、それ以前に作成していた3rd CDが先日完成し発売された。せっかく発売したのだからレコ発ライブでもやろうよということで、このイベントに参加させてもらったという形。CDタイトルは『Mall』。吉祥寺シルバーエレファントやインディーズに強いCDショップに置かせてもらっているらしいけど、なかなか買いにいけず、この会場で買うことにした。
開場。グルーピー仲間と談笑しながら、開演を待つ。ぱぶりかのステージは一番目。待っている間にぞくぞくと見知った人がやってくる。これを見逃してなるものかと駆けつけたようだ。
ステージが始まった。演奏曲目はみかん、Long Player、魔法のブーツ、りんどう野道、風見鶏、そしてクロアゲハ。
ルイードのPAはいい仕事をしている。メンバーの音がつぶし合うことなく届く。いいステージだ。
やっぱり、彼らにしか出せないものがある。この歌を生で聴く機会が今後ないのかと思うと・・・。寂しさとまたライブを見ることができた嬉しさがごちゃまぜになった感情を抱きながら、それでも、いやそれだからこそライブを楽しんだ。この感覚はあの『のれん分け』ライブと同じか。そういえば、状況も似ている。
待ち望んだステージも終わってしまえばあっという間。後ろに下がって余韻に浸っていると、傍らにいたSさんが「・・・本当にこれで止めてしまうのか?」と問うてくる。「うん」と答えると、認めたくないという表情を浮かべていた。
ロビーに出ると、CDが売られている。早速、購入。コピーは「KING OF いつものうた。」 ジャケットを見て、驚いたことが1つ。てつやさんが「てっこ」に改名していた。その意味を考える。
ロビーにメンバーが現われた。会計のために残るてつやさんを残して、表参道のしゃぶしゃぶバイキングに移動。ライブの打ち上げ。鍋が2つに分かれていて、しゃぶしゃぶと別の鍋ができるようになっていた。私のいるテーブルはチゲ鍋。隣はすき焼き。
乾杯! バイキングなのでどんどん食べる。チゲ鍋はテケトーに具を入れているので怪しくなっているが気にしないで食べる。ビールをゴキュゴキュ。皆、ぱぶりかが縁で知り合った人ばかりなので、こうやって飲むのも久々。酔いも手伝って話題は尽きない。っていうか、暴走している人も。
てつやさんが到着して、再度乾杯。バトルは続く。いい加減、スピードが落ちてきたときに、分けてもらったミツバを思い出した。煮れば問題ないだろうと、事情を説明しつつ各テーブルにこっそり分配。驚きもあり、かなり好評だった。
飲んで騒いでの2時間。思ったより早い時間に出たので、2次会に・・・という話があったが、適当な店が見当たらず、解散することに。
原宿駅までの道のりで、嬉しいひとこと。彼らの旅はまだ続く。個々の道のりだとしても。旅を続ける限り、軌跡がまた交差することもあるだろう。これで終わりと決めつける必要はないんだ。音楽を捨てることができない彼らゆえ。そして・・・
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