雨が降っていたので、遠出は中止。晴耕雨読の言葉もある。本を借りに行こう。
 途中、遅い昼食を摂るためにマユールに寄り、先日頼んで気に入ったシナモンシュガートーストセットをまた頼んだ。だが、ちょっと嫌な予感。メニューを見ると以前と比べて妙に商品点数が多いのだ。この規模の小さなお店のものではない。経営方針が変わったのか。平日はいつもこうなのだったっけ?商品点数を増やすというのは、多角化ということだ。多角化によって顧客が激増するならばいいが、余り変わらない場合、在庫管理の負担ばかりが増える。ここではフルーツを使った商品が増えている。狭い場所なので素材を置く場所もない。近くの果物屋からジャストインタイム方式で購入するようだが、店員が購入しているようなので、留守番役を考えると店にはいつも二人いなければならないことになる。今まで一人でこなせた時と人件費も考えるとどれだけ利益が上がるのだろう?
 一人でこなしながら、このような商品展開をするには足りなくなった品物をリアルタイムに果物屋に発注し、商品を果物屋が届けてくれるシステムがあればいい。だが、そのシステムの導入と運営のコストはこの規模の店でペイするだろうか?営業利益が増大しても、経常利益が変わらなければ意味がない。
 出てきたセットは前と違って、トーストが少なく、代わりに沢山の種類のフルーツが綺麗に添えられていた。主たる顧客である女性層に訴える商品に変えたということか。トーストそのものが気に入っている私としては、前のトーストのみの方がいい。次に頼むときには、「地鉱玉のみ」の如く「フルーツなしシナモンシュガートーストセット」を特注してみようかしらん。

 蒲田駅前図書館で図書カードを作った。社会人になって初めて作った。この図書館は公民館併設レベルなので大して大きくはない。それでも関心を惹く本が幾つか見つかった。休暇中ということもあって、最大貸出数の6冊を借りた。

1.キリスト教と浄土真宗 国分敬治 法蔵館
2.癒されたい症候群 本宮輝薫 ミオシン出版
3.カウンセリング・幻想と現実 上巻 理論と社会 日本社会臨床学会編 現代書館
4.キェルケゴール 憂愁と愛 橋本淳 人文書院
5.相手の立場に立つ ヘアの道徳哲学 山内友三郎 けい草書房
6.チーズとうじ虫 16世紀の一粉挽屋の世界像 カルロ・ギンズブルグ みすず書房

 蒲田郵便局で小包を受け取る。誰からの小包なのか受け取るまで判らなかったし、その大きさも判らなかった。2月に結婚した友人の引き出物。それもお皿のセット。すでにハードカバー6冊入れたデイバッグに更に詰める。帰りがけに食材も買わなければならないし・・・近くの郵便局で受け取るのだったと後悔。

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