いぬもあるけば・・・「無駄遣い」
2002年5月7日 『キリスト教と浄土真宗 国分敬治 法蔵館』を読了。下らない本を読んでしまったことに落ち込む。時間を無駄遣いした気分。本当に知識人が書いた本なのか?私は歴史の教科書で歎異抄は親鸞の死後、弟子の唯円が書いたと学んだ気がするのだが・・・。唯円がこれを記さずにを得なかった事情は、ロマ書を書いたパウロと似ていると思うが、これを親鸞の意志によって書かれたものとし、親鸞とパウロが似ているとするのは余りに我田引水な気がする。それ以外にもイスラム教を無視して、キリスト教と仏教を世界二大宗教というのは、書かれた年からして仕方ないのかもしれないが、西洋中心主義かぶれな発想だ。比較宗教学の本だと思って借りた私が悪いのだろう。
TVを見ていたら、ニュースで有事対策法案について、色々検討されている。
この法案には不備があり、それを訂正・補完するために十分な審議が必要だと思うが、「基本的にこの法案は必要か?否か?」と問われれば私は必要の方に傾く。
軍事組織を運用するのは非常事態のときと考えられる。
現在、非常時が生じた場合に部隊を展開させるために踏むべき手順がないため、万が一生じた場合は超法規的処置という歯止めの利かない、もっと危険な状況になってしまう可能性がある。満水時にダムの水を適度に放水することをせず、ダムが決壊してしまうように。水を流す事が必要ならば、制御して放水しなければならない。制御。これがシビリアンコントロールではないだろうか?
尤も、シビリアンコントロールの有効を信じられないならばこの話は無意味だが、その場合、民主政治を語ること自体が無意味になる気がする。
この法案提出の問題点は与野党全てが認識を共有するという手順を踏まないまま、提出してしまったことにあると思う。今まで余りに検討の機会が与えられずにいた為に、ようやく手にした機会に担当局が落ち着いて行動できず、先走ってしまったという感がある。もう少し、上手く立ち回って欲しかった。野党からヒステリックな反応しか出てこないと思ったのだろう。「国際化」の意味を理解する人は増えてきているはずなのに。その点、野党や国民を舐めているところはあるだろう。
TVを見ていたら、ニュースで有事対策法案について、色々検討されている。
この法案には不備があり、それを訂正・補完するために十分な審議が必要だと思うが、「基本的にこの法案は必要か?否か?」と問われれば私は必要の方に傾く。
軍事組織を運用するのは非常事態のときと考えられる。
現在、非常時が生じた場合に部隊を展開させるために踏むべき手順がないため、万が一生じた場合は超法規的処置という歯止めの利かない、もっと危険な状況になってしまう可能性がある。満水時にダムの水を適度に放水することをせず、ダムが決壊してしまうように。水を流す事が必要ならば、制御して放水しなければならない。制御。これがシビリアンコントロールではないだろうか?
尤も、シビリアンコントロールの有効を信じられないならばこの話は無意味だが、その場合、民主政治を語ること自体が無意味になる気がする。
この法案提出の問題点は与野党全てが認識を共有するという手順を踏まないまま、提出してしまったことにあると思う。今まで余りに検討の機会が与えられずにいた為に、ようやく手にした機会に担当局が落ち着いて行動できず、先走ってしまったという感がある。もう少し、上手く立ち回って欲しかった。野党からヒステリックな反応しか出てこないと思ったのだろう。「国際化」の意味を理解する人は増えてきているはずなのに。その点、野党や国民を舐めているところはあるだろう。
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