日記に「たまははき」の事を色々書いていたこともあって、ぱぶりかのてつやさんから一度連れていってほしいという話があった。日程を調整して本日、たまははきで呑む事に。
 19時過ぎに幡ヶ谷駅近くでてつやさんとかんぞうさんと合流し、六号商店街に入って、目的の店に。階段を降りようとすると、目の前の馴染み客のどんちゃんが。店内に入るとカウンターには皆、馴染み客ばかり。奥の座敷はグループが数組。やはり金曜日はお客が多い。
 座敷が空いていてが、店を感じてもらうためにもカウンター手前のテーブルの方がいいだろう。
 季節の旬物としてメニューにある山菜ものを適当に出して貰うように頼んだところ、「沢山あるのよ」と確認された。様子身で出して貰うようにお願いしたが、3名が困惑するほどはないだろうと高を括っていた。後に、甘い考えだったことを知る。
 突き出しからして、ウドのお浸し。以降、東北でアイコと呼ばれる山菜。フキのお浸し。ウドの芽を皮をむいて自家製味噌をつけて。ミツバのサラダ。ゼンマイなどなど。極めつけはマタタビのお浸し。猫にマタタビのあれなのだが、その新芽はあっさりしていた。
 次々に出てくる山菜の皿に驚くばかり。この時期にこれほど多種の山菜が出てくるとは。東京の店では考えられない。これは一体と聞いたところ、休日に親父さんと女将さん二人で谷川岳周辺まで行って採取してきたのだという。なるほど、あそこまで行けばまだこれだけの山菜があるだろう。納得。
 この間のライブの打ち上げ、私がたまハイクで分けてもらったミツバを鍋で味わった時、かんぞうさんが気に入ったミツバ。ここでもサラダとして出たのだが、やはり大喜び。
 山菜以外にも味わって貰おうと、冷や奴と豆腐の味噌漬けを注文。試しにどうぞと醤油なしで食べて貰ったところ、醤油なしのままで十分な事に驚かれた。味噌漬けの味の濃厚さにも驚かれた。私がこれだけあれば、2合呑めるというのにも納得された。
 美味しいものを食べ、旨い酒を呑めば話も弾む。「たまははき」という名の由来から始まり、先日てつやさん達が出かけたオーストラリア旅行の話で盛り上がる。グレートバリアリーフに行って、スキューバダイビングを初体験し、その魅力にとり憑かれてしまったという。防水ケースに入ったレンズ付きフィルムによる写真を見せて貰ったのだが、写るんですレベルの色彩とは思えない。本物はもっと見事なのだろうと思うと惹かれる。てつやさん達はスクールに通うつもりだ。1つの旅行が人生を変えようとしている。いいねぇ。
 泳ぎは決して得意ではないが、私もやってみたい。やるやらないは金銭の問題だけなので、予算案を組立直すか。趣味の1つを抑えれば十分可能なのだよ。まぁ、それが難しいのだが・・・(遠い目)。
 次々と出てくる皿。豪勢な気分になる。至福だ。
 美味しい物を美味しいと感じるには、舌が肥えていなければならない。かんぞうさんが出てくる料理にこれほどまで見事な反応をすることから、幼少期にどんなものを食べていたかという話になる。そこでかんぞうさんの出身が佐賀であることを知った。なるほど、いい食材を食べていたんだ。それならば、こういうものを美味しく感じられる。納得の瞬間だった。
 予定以上に盛り上がり、気がつくと23時過ぎ。4時間経過していた。そして、気がつく。「あ、終電・・・(汗)」
 こうして、私はてつやさん達の家に厄介になることになった。
 てぽてぽと歩いて、マンションに着く。ドアを開けて中に入ると・・・猫が2匹、留守番していた。ちこちゃんとお京ちゃん。先日、モニターを運び入れに来たときには余り慣れてくれなかったのだが、今回は恐る恐るだが、慣れてくれる。それでも、撫でるとかは嫌がれて逃げ出してしまう。うーむ。
 酔っていることもあり、雑魚寝モード。おやすみなさい。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索