先日のW杯の準決勝。ブラジルvsトルコ。下馬評通り、ブラジルが勝利した。
 日本戦のときには流石に応援は出来なかったが、基本的にトルコ贔屓。日食観測旅行がきっかけ・・・というのは今更か(汗)。
 だが、トルコの決勝リーグの試合はいつも複雑な思いで見ていた。日本戦、セネガル戦、そしてブラジル戦。試合する両国が共に自分にとって無関係ならば、気楽に見ることができるのだが・・・。日本はもちろん、セネガルはTAMTAMに関わりがあるし、ブラジルはショーロの生まれた地。素直にどちらかを応援しきれないもどかしさ。
 トルコ人に対して、ショックを受けた出来事もあった、日本戦の前、トルコのある新聞に「主審がイタリア人だから、同じヨーロッパ同士でトルコが優位だ」という記事があったという。トルコの人達は自国をアジアではなくヨーロッパに位置づけていることが判る。経済的繋がりや地政学上のこともあってイタリアの方がより近しいのだろうが、どちらかといえばアジアに属する国だと思っていた私には驚きだった。
 だが、反省すれば我々日本人の方がもっと滑稽で哀しい。物理的に近い国の言葉を聞き取ることすらできないのに、物理的に遥かに離れている国の言葉を歌などでごく普通に口にする。これを擬人化すると、「自分の学校にはまともに話をする友達が一人もいないけれど、塾には他校の友達がいる。」「家庭では一言も会話がないけれど、会社では馬鹿話で盛り上がれる。」みたいな〜。
 
 
今日の読書: 「「さびしさ」にメゲない心理学 著:町沢静夫」
 
 つまらない本。若者に対して思うことのあるおぢさんが書いたエッセー・・・みたいな〜。
 著者は近年マスコミに露出することが多い精神科医の中でも最も発言が多い人の一人だといえる。
一般人向けの著書も多い。この本もそういうものの1つ。他の本は判らないが、この本は本当に「弱い」。
 読み終えて浮かんだのは、「この人はどんな意図、どんな思い入れ、どんな情熱、どんな必要性でもって、この本を上梓したのか?」という疑問だった。
 ハードカバー、本体価格1.6k円の本。普通の人は簡単に上梓できるものではない。上っ面の意図ではなく、真の意図はなんなのか?それとも、そんなものはないのか?「私はこのような分野にも関心を持っております」という営業用パンフレットとしての本だったりして。
 
 ・・・と、PBMゲーマーの性なのか、余計なことを考えてしまうDIRAS君であった。

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