Nさんから次の旅行のためにカメラが欲しいので購入の相談に乗ってほしいという話があり、互いの都合がよい今日にカメラ店を見て回ることにした。
 最近まともにカメラ雑誌を読んでいないし、店でチェックすることもしていない。オートフォーカス1眼レフで今何が売れ線なのか判らない。話があったそのときにコンサルティングできるレベルではなかった。だから、とりあえず店に行って最近の商品を見て回ることにした訳だ。
 茶店で使予算と用目的を聞いた。5〜6万円。安ければ安いほどいい。中古でも構わない。アラスカ旅行に持っていきたい。植物を撮ってみたい。星夜撮影もしてみたい…etc.
 スナップ写真なら、安くなったデジカメで十分だ。しかし、海外の野外での撮影となるとまだ1眼レフの方が良いだろう。だが、問題がある。花の撮影となると、マクロレンズかマクロ機能のあるレンズが欲しい。風景や星夜を撮るならば、広角系レンズでないと物足りない。これは方向が違う。若干の広角と若干の望遠ができる標準ズーム1つにするか、それとも単焦点レンズを2、3本揃えるか・・・そんなことを考えながらビックカメラに。
 結構厳しい所に旅行するというイメージがあったので、メカニカルなカメラがいいのではと思った。例えば、ニコンFM3とか。値段を見た…却下(爆)。それ以外のマニュアルフォーカス機はメカニカルとは言い難い。ならば、オートフォーカス機の中で本体を選ぶのも選択の1つだ。
 撮りたいものが標準系で済むならば、中古市場で探すのもいい。が、実際に探すのは大変だと思う。本体のみならば中古カメラ店に行けば、手頃な物が手に入るが、問題はレンズだ。広角系とマクロ機能があるレンズと本体で5〜6万。使い手は今まで1眼レフを使った事がない。入手性と予算、そしてメンテナンスなどを考えると中古で探すのはリスクが高い。新品で揃えられるならば、それにこした事はない。
 キャノンのイオスkissシリーズがいいと思っていたが、これも純正レンズで普通に揃えたら予算を軽くオーバーしてしまう。純正のレンズで揃えられないならば、キャノンに拘る必要は無くなる。振り出しに戻った気分。

 売り場を見回すと、レンズはサードパーティで揃えたセット商品が置いてある。最近は高機能機だけでなく、簡易機も多数でている。セットの中で興味を惹いた物があった。ニコンのusというカメラ。パンフレットからして家庭向けで、簡単さと軽さをアピールしている。これにシグマのレンズが2本ついて5万円台のセット。実際に2本もレンズを持っていくかはともかく、この構成ならば相当の事ができる。店員に使用状況を説明したところ、元々「標準ズーム+マクロ機能付き望遠ズーム」というレンズの組み合わせを「マクロ機能付き標準ズーム+望遠ズーム」に変えてくれるという。これならばマクロ機能付き標準ズームだけで旅行に行くことだって出来るだろう。問題は星夜撮影だが…レリーズが接続できないのと、電池の持ちが気になった。レリーズに関してはデジカメ用のカメラ用品でレリーズを取り付ける王様のアイディア的な商品でクリア出来そう。それほど撮らないならばどうにかなりそうだ。
 旅行はしばらく先なので絶対今ここで買う必要はないかもしれないが、カメラに慣れる時間を考えると早めに買っておいた方がいい。それにこういうものはタイミングを逸するといつまでも買えなくなる。
 結局、Nさんはこのセットを購入した。多分に私の主観が入った買い物になった。フォローをする必要があるなぁ。
 遅い昼食をベーグル屋で取った。その時に聞いたNさんの話はかなりヤバイものだった。
 日常会話では見えないものが、メールを交わす中で立ち現れてくる。でも問題が発生する原因はメールが持つ情報量と心に対する接近度のギャップ。情報が限定されていることが自明となっていない一種の幻想の場。限定されている、つまり足りない部分が存在するコミュニケーションツール。ビジネスレベルならば十分だが、もっとパーソナルレベルで使われるとき、情報不足の危険が生じる。個人的コミュニケーションは全人的コミュニケーションであることが暗黙の了解としてある。全人本位制とでもいうか。そこで交わされる『情報』は只の言葉であっても実際にはそれ以上の、発言者の情報も含んで理解される。情報が足りない時には受け手によって『補間』される。そして、その補間は無意識的に行われる。問題は、この『補間』にある。何故なら、『補間』は   
 素人判断でとやかくいうのは危険なことだが、その人は軽い妄想性人格障害か自己愛性人格障害の疑いがある。しかし、こういうのは本人に病識がない場合が多いし、下手に口にすれば名誉毀損ともなる。警察沙汰にでもならないと、表面化しない可能性が高い。そういう人とのトラブルはもう一種の事故みたいなものだなぁ。一個人として出来る対策は「触らぬ神に・・・」「君子危うきに・・・」的なものしかないだろう。上手くその人との関わりを離れられればいいが。
 池袋西武内の書店に寄る。「ザ・フェミニズム 上野千鶴子 小倉千加子 筑摩書房」を購入。
 Nさんと池袋駅で別れて、山手線に。まっすぐ帰るのもなんだなぁと目黒駅で降りて見る。先程買った本を読むのに相応しい場所、アンミラ目黒店。あの制服に浜崎あゆみを意識したような声と喋り方をするウェイトレスさんがいた。チンジャオローススパゲッティを食べた後にコーヒーのお代わりをひたすら貰いながら、私よりもアヤシイお客を観察したりしながら読書。店内は静かなので思った以上に読書に適した場所だった。

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