未だに『カタログ』を手に入れていない。なので自分のサークルの周囲に誰がいるのか判らない。ということで、JR蒲田駅ビル内の本屋に。カタログはなかった。代わりに雑誌、新書を購入してしまった。「新現実 vol.1」「わしズム vol.2」「精神科医を精神分析する 著:佐藤幹夫」。この3つは全てが同じで全てが異なっている。
 新現実は東浩紀×大塚英志が責任編集の雑誌。戦略としてまずサブカル系に軸足を置いている事を踏まえて、『×』にどんな意味があるのかは知らないが・・・。個人的には面白い雑誌だ。だが、彼らが目指す戦略目標はどれだけ果たせるのだろうか?すでに彼らを知っている、もしくは彼らと文化・情報を一部共有する人には素直に入り込めるが、そうでない人には当たり前のように表れる単語に翻弄されてしまう。この雑誌ほ半分を占める二人の対談に出てくる注による解説もない単語。『月姫』、『ほしのこえ』、『ブロッコリー』、『動物化するポストモダン』『デ・ジ・キャラット』、『コゲどんぼ』、『物語消費論』、『KANON』、『木更津キャッツアイ』・・・
 これらの単語が飛び出すというのは、こういう単語を使うことを選択して「世界」と「現実」を捉えようとしている訳だ。これらの単語にチューニングすることができる「受け手」が彼らの言葉を捉えることが出来る。 で、改めて彼らの戦略目標はそれの先にあるものなのだろうか?

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