コミネットには掲示板が併設されている。お絵描き機能も付与できる掲示板で、9月末まで登録者なら誰でも掲示板を立ち上げることができる。
 既に設置されている掲示板を見てみると、非常に狭い領域を対象とした掲示板が多い感じがした。どちらかと言えばオフィシャル側のライターで誰でも書き込めるものは少ない。フリートーク板がないのだ。何でも話題にできる掲示板は管理が大変になる。基本的に立ち上げっぱなしは無しで、板の削除権を持つ管理人は相当の義務として書き込みにレスを付けたりする義務が生じる。この辺りは明文化されていないが、パソコン通信時代からある暗黙の了解とも言える。
 で、フリートーク板が欲しいと思った。主題のある掲示板だと、それ以外の書き込みはしづらい。気軽な交流ができ、それ以外はそれなりに汎用な情報的価値を持つ書き込みのある板が欲しかった。それと、昔、やぎネットというパソコン通信BBSのフリートーク掲示板のシグオペを任されていたが、余り役目を果たせなかったことが頭にあった。
 本来ならばオフィシャル的存在が立ち上げて管理すべきフリートーク板だが、正規のオフィシャルはハードを管理するだけで、オフィシャルとして掲示板そのものを管理する方向ではないように見受けられた。OMC絵師やOMC作家など準オフィシャルな存在だが、現状は一般ユーザーと立場は変わらない。わざわざフリートーク板を立ち上げて自分の関心のない書き込みにもホストとしてレスを付ける義務を負おうとするのは相当の酔狂だ。
 自分の本拠地であるマイナー音楽関係の板を立ち上げることも考えたが、この参加人数からして発展するとは思えない。ステイタスとして立ち上げて廃れて消えるのは虚しい。それならば、まだ先ほどの「酔狂」の方が華々しく散れそうだ。
 そんな考えからフリートーク掲示板を立ち上げた。紹介コメントは「郵便的/やぎネット的/フリートーク」とした。「郵便的」はPBMと東浩紀の概念を頭に置いて設定した。判る人には判るという引っかけ。「やぎネット的」はパソコン通信時代のフリートークを意識していることを示している。「/」記号は・・・   まぁ、どれもこうやって解説しなければ正確な意味は通じない。でも、それで十分。一番の目的は立ち上げる自分に対してのメッセージであるからだ。それにPBMゲーマーならば、私の挨拶文と重ねあわせることで意図を浮かび上がらせることが出来るだろう。
 こうして、『参戦』した。果たして、この先には何があるだろうか・・・

 夜、ケータイが鳴った。

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