いぬもあるけば・・・「未発見」

　記憶が確かならば、世間で話題になっている鶴見川はうちのすぐ近くのはず・・・
ということで急遽、「チキチキ第一回『たまちゃんを探せ』大会」開催〜（ドンドンパフパフ〜ッ）
　そういうことで、川崎駅で隊員Mさんと合流した我々は鶴見駅に。たまちゃんは綱島周辺で発見されているが、ここ最近下流に移動している傾向にあるという情報から、思いっきり下流から溯ってみることにした。今から考えれば無謀。鶴見駅を降りたのが14時近くという最も暑いときなのだから無茶をする。
　「隊長！どちらに向かいますかっ！」「うむ、こんなこともあろうかと有燐堂で購入しておいた地図を広げよっ！」
　我々の第一目的地は鶴見川橋に決まった。てくてく。
　「隊長！日陰を歩きましょう！」「うむ。敢えて過酷な道を行くこともあるまい。」
　日陰の多い側を歩く。てくてく。
　7−11で水分を調達。てくてく、てくてく。
　「隊長！この橋は！」「うむ。ここが鶴見川橋だ。河川沿いに歩くには・・・」
　てくてくてく、てくてくてく。
　「隊長！この陽射しは・・・」「日射病にぃ〜気をつけてぇ〜、道歩きなぁ〜」
　てくてくてく、てくてくてく。
　「隊長！この照り返し・・・」「日射病にぃ〜気をつけてぇ〜、道歩きなぁ〜」
　てくてくてく、てくてくてく。
　「隊長！この・・・・・・・」「日射病にぃ〜気をつけてぇ〜、道歩きなぁ〜」
　てくてくてく、てくてくてく。
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　「隊長！獏がっ、白い獏がっ！！！」
　てくてくてく、てくてくてく（脱兎）。

　「隊長！川面をスイスイと・・・全長約3mの・・・」「うむ。あれのコードネームは『たまちゃん1号』とするっ！」
　「隊長！ANGELが・・・」「うむ。ここが『森永橋』・・・」
　「隊長！川崎側に見えるあのモダンな建造物は一体・・・」「うむ。映画のロケに使いたいぐらい魅力的な建造物であるな。あの中には恐らく格納された巨大ロボッ・・・」
　「隊長！左の向こうに見える丘から聳える塔は一体・・・」「うむ。あれは宇宙からの命令電・・・」
　「隊長！先ほどの『たまちゃん1号』が・・・」「うむ。見事な竿捌き・・・」
　「隊長！支流との合流点に数体の動くものが・・・」「うむ。『たまちゃん2号』達だな。」

　・・・と探索行は順調に進んだ。
　「そして〜！！（4倍角）」
　　　　　　　　　　　　　　＜つづくっ！＞