いぬもあるけば・・・「学祭ライブと茄子鍋」
2002年9月14日 15時に上野駅に到着。急ぎ足で目的地に向かった。道すがら国立東京博物館前に大勢の人が屯しているのが見える、キリスト教系教団の説教。聴衆は・・・上野公園に住んでいる方々。その向こうのテントに炊き出しの設備が見える。思うところがあったが、足早に立ち去る。
目的地は東京藝術大学。昨日から明日まで、学祭である芸術祭が開催されている。 学内のバンドや有志によるライブイベントに縁あってソーイングマシーンが参加する。ライブ会場は美術棟側。大学美術館を右に見ながら奥に向かうと、実行委員が学祭パンフを売っていた。さすが芸大。ちょっと凝った装丁。パンフと共に明日行われる「夜楽塾 音楽編」のチケットも購入。ちなみに今日の講演会は浅利慶太さんだった。事前に知っていたら見に行ったのに〜。
ステージは中庭に作られていた。会場の周囲を9個の模擬店が囲んでいる。決して広くない。いや狭いと言ってもいい。それが意外だったが、このイベントの位置を表している気がしてある意味納得もした。模擬店だが外装や内装に凝っているものもあったが、予算の関係だろう物凄く立派なものはない。大概が売り場だけでなく、座れる場所を設置している。きちんと屋根付きで。今頃は雨が多いのでそのためにこういう形式が多いのだろう。実際、昨日は雨だった。
デザイン科によるTシャツ販売というものもあったが、大概は食べ物の模擬店。エスニック系、餃子、沖縄料理の模擬店が印象深い。ライブ前にアイドリングしようと思ったが、ほとんどの店でビールしか置いていない。この薄ら寒い中、ビールはちょっと飲む気がしない。沖縄料理の模擬店が泡盛を売っている。シークァーサー泡盛のお湯割を頼んだ。熱いぐらいが丁度良い。時間潰しにチャットをしながら結局2杯空けた。
ソーイングマシーンのステージは30分近く遅れ、16時過ぎから。展示企画を見てくれば良かったと思ったのは後の祭り。ステージの直ぐ前がガラガラなので、浮いているだろうを意識しながら前に出た。始まってしまえばそれも余り気にならない。彼らの演奏がどのように受け入れられるかが気になる。それはメンバーもそうだったに違いない。昼の野外ライブはお客の顔が良く見えるはず。反応がダイレクトに伝わってしまう訳だ。
最初はぎこちないところがあったが、次第にこなれてきて、中盤からはいつものノリの演奏だった。学生達に受け入れられたかはどうでもいいという気持ちになった。久々だったがやっぱりいいねぇ。私の視界内では大盛り上がりだった。
ライブ終了後、模擬店の間の片隅でゲリラ的に出している模擬店があった。「多摩自慢」の酒樽がテーブルの上にドンと置いてある。どうしたのかと尋ねたら、醸造所に行って直接買ってきたらしい。学生であることもあって、購買価格はおまけしてもらったと。こんなところで多摩自慢の樽酒が飲めるとは。早速、飲ませてもらった。ごきゅごきゅ。ソーイングマシーンの永井さんは個人的に余りに地元の酒なので飲もうとは思わなかったようだ。地元というのはそういうものだね。
ライブの打ち上げを模擬店でやろうと、空いている模擬店を探す。面白いのはライブステージ周辺以外の所に模擬店が多数あること。裏道っぽいところにバラック小屋よろしく店が乱立している。お金を儲けるのももちろんだけれど、学内で好みの空間を作って楽しむという意識が強いのだろう。ある種、模擬店もイベントなのだ。
しばらく歩いて、中央棟と彫刻棟の間にある「黒澤ヒュッテ&トロピカルフィールド」という名の模擬店に落ち着く。サークルの人達しかいなくて、テーブルが空いていたから。どうやら軽音サークルらしく、店内に器材が置いてある。ライブハウスの模擬店。スケジュールを見るとしばらく演奏の予定はなさそうだった。永井さんが挨拶回りしていて中々戻ってこない。誰がいいだしたか判らないが、気が付くとメンバーの中の3名が器材を借りて演奏することに。これが見物だった。まさかJAZZを楽しめるとは。いつも演奏している音楽とは違う。仲間内でギターとベースを適当につま弾く「遊び」をノリに任せてやっているという感じ。模擬店の店員もキーボードで入ったり、ギタリストを交代したり。気が付くと道行く人が足を止めて人だかりが出来ていた。
なんやかんやで30分ぐらい演奏を聞いていたろうか。面白いものを見聞きすることが出来た。永井さんが戻ってきて、打ち上げの乾杯をしたのだが、私はそろそろ別件があるのでその場を後にした。
たまははきに到着したのは19時半。座敷では面々がテーブルを囲んで鍋をしている。どうやら程よく煮えた辺りに着いたようだ。「茄子鍋」。新鮮で美味しい茄子を薄くスライスして、これを軽く煮込んで頂く。何回か開催されていたイベントだが一度も参加できなかった。ようやくありつく事ができる。もちろん鍋には茄子以外にも入っている。ねぎまがネギが主役であるように、この鍋は茄子が主役なのだ。美味しい。食べ放題、飲み放題だったのだが、先程まで呑んでいたこともあって既に許容量一杯。眠気が襲ってくる。
一昨日、たまははきはテレビ東京系の番組の取材を受けたらしい。居酒屋特集なのか判らないが、ギャラリー猫町の一件もあるし実際に放映されるかどうかは怪しいところ。放映予定は月末の夜遅くらしい。ハマラジャとかその辺りの時間帯?記憶朦朧。
睡魔と闘いながら、帰宅。乗り過ごしはせずに済んだ。
目的地は東京藝術大学。昨日から明日まで、学祭である芸術祭が開催されている。 学内のバンドや有志によるライブイベントに縁あってソーイングマシーンが参加する。ライブ会場は美術棟側。大学美術館を右に見ながら奥に向かうと、実行委員が学祭パンフを売っていた。さすが芸大。ちょっと凝った装丁。パンフと共に明日行われる「夜楽塾 音楽編」のチケットも購入。ちなみに今日の講演会は浅利慶太さんだった。事前に知っていたら見に行ったのに〜。
ステージは中庭に作られていた。会場の周囲を9個の模擬店が囲んでいる。決して広くない。いや狭いと言ってもいい。それが意外だったが、このイベントの位置を表している気がしてある意味納得もした。模擬店だが外装や内装に凝っているものもあったが、予算の関係だろう物凄く立派なものはない。大概が売り場だけでなく、座れる場所を設置している。きちんと屋根付きで。今頃は雨が多いのでそのためにこういう形式が多いのだろう。実際、昨日は雨だった。
デザイン科によるTシャツ販売というものもあったが、大概は食べ物の模擬店。エスニック系、餃子、沖縄料理の模擬店が印象深い。ライブ前にアイドリングしようと思ったが、ほとんどの店でビールしか置いていない。この薄ら寒い中、ビールはちょっと飲む気がしない。沖縄料理の模擬店が泡盛を売っている。シークァーサー泡盛のお湯割を頼んだ。熱いぐらいが丁度良い。時間潰しにチャットをしながら結局2杯空けた。
ソーイングマシーンのステージは30分近く遅れ、16時過ぎから。展示企画を見てくれば良かったと思ったのは後の祭り。ステージの直ぐ前がガラガラなので、浮いているだろうを意識しながら前に出た。始まってしまえばそれも余り気にならない。彼らの演奏がどのように受け入れられるかが気になる。それはメンバーもそうだったに違いない。昼の野外ライブはお客の顔が良く見えるはず。反応がダイレクトに伝わってしまう訳だ。
最初はぎこちないところがあったが、次第にこなれてきて、中盤からはいつものノリの演奏だった。学生達に受け入れられたかはどうでもいいという気持ちになった。久々だったがやっぱりいいねぇ。私の視界内では大盛り上がりだった。
ライブ終了後、模擬店の間の片隅でゲリラ的に出している模擬店があった。「多摩自慢」の酒樽がテーブルの上にドンと置いてある。どうしたのかと尋ねたら、醸造所に行って直接買ってきたらしい。学生であることもあって、購買価格はおまけしてもらったと。こんなところで多摩自慢の樽酒が飲めるとは。早速、飲ませてもらった。ごきゅごきゅ。ソーイングマシーンの永井さんは個人的に余りに地元の酒なので飲もうとは思わなかったようだ。地元というのはそういうものだね。
ライブの打ち上げを模擬店でやろうと、空いている模擬店を探す。面白いのはライブステージ周辺以外の所に模擬店が多数あること。裏道っぽいところにバラック小屋よろしく店が乱立している。お金を儲けるのももちろんだけれど、学内で好みの空間を作って楽しむという意識が強いのだろう。ある種、模擬店もイベントなのだ。
しばらく歩いて、中央棟と彫刻棟の間にある「黒澤ヒュッテ&トロピカルフィールド」という名の模擬店に落ち着く。サークルの人達しかいなくて、テーブルが空いていたから。どうやら軽音サークルらしく、店内に器材が置いてある。ライブハウスの模擬店。スケジュールを見るとしばらく演奏の予定はなさそうだった。永井さんが挨拶回りしていて中々戻ってこない。誰がいいだしたか判らないが、気が付くとメンバーの中の3名が器材を借りて演奏することに。これが見物だった。まさかJAZZを楽しめるとは。いつも演奏している音楽とは違う。仲間内でギターとベースを適当につま弾く「遊び」をノリに任せてやっているという感じ。模擬店の店員もキーボードで入ったり、ギタリストを交代したり。気が付くと道行く人が足を止めて人だかりが出来ていた。
なんやかんやで30分ぐらい演奏を聞いていたろうか。面白いものを見聞きすることが出来た。永井さんが戻ってきて、打ち上げの乾杯をしたのだが、私はそろそろ別件があるのでその場を後にした。
たまははきに到着したのは19時半。座敷では面々がテーブルを囲んで鍋をしている。どうやら程よく煮えた辺りに着いたようだ。「茄子鍋」。新鮮で美味しい茄子を薄くスライスして、これを軽く煮込んで頂く。何回か開催されていたイベントだが一度も参加できなかった。ようやくありつく事ができる。もちろん鍋には茄子以外にも入っている。ねぎまがネギが主役であるように、この鍋は茄子が主役なのだ。美味しい。食べ放題、飲み放題だったのだが、先程まで呑んでいたこともあって既に許容量一杯。眠気が襲ってくる。
一昨日、たまははきはテレビ東京系の番組の取材を受けたらしい。居酒屋特集なのか判らないが、ギャラリー猫町の一件もあるし実際に放映されるかどうかは怪しいところ。放映予定は月末の夜遅くらしい。ハマラジャとかその辺りの時間帯?記憶朦朧。
睡魔と闘いながら、帰宅。乗り過ごしはせずに済んだ。
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