部品メーカーからX線CT画像のデータファイルがzipで固められて送られてきた。送付先のコメントに「見ることができないのですが」などと訳の判らないことが書いてあった。どうやらX線CT撮影は別会社で行われ、それを転送しているようだ。ZIPファイルでのやりとりは余りなかったので、それが原因ではまっているのかしらんと思った。
 解凍は簡単にできた。******.jpgという名のファイルが2つ。早速、ビュアーで見て‥‥見られない(汗)。何故?JPEGファイルならば見ることができるはずなのに‥‥一体。「種類を特定できません」と返されるだけ。客先に送らなければならないという事が判明して、焦燥感がいい感じに出てきた。もしかしたら、データが何かの拍子に破壊されているのかも知れない。となると‥‥(汗)。壊れているか壊れていないかを判別しないと対処のしようがない。ともかくバイナリエディタで確認するとかしないとなぁ。自分のパソコンにはバイナリエディタはインストールされていない。そこから始めなきゃならないのか‥‥これは時間が掛かりそうだ。

 思えば、何故「あんなこと」をしたのだろうか。偶々立ち上げていたテキストエディタに件のファイルを放り込んだのだ。どうせ怪しい文字列が乱舞しているだけだろうことは認識していた。だが、実際に描写されたのはJPEGファイルに見られる文字列ではなかった。
>(This file must be converted with BinHex 4.0)
>:#e405c%`0$BZDR"R!%**6N&YC’pc!*!$!N#F!*!%[p$rf2rJ!""+4NP’!!’3!`"


 最初は完全に破壊された別のファイルだと思ったが、改行位置が一定であったことと最初の一行からある考えが浮かんだ。「これはテキストファイルにエンコードされたファイルでは?」と
 パソコン通信時代にバイナリデータをやり取りするのに「ish」というツールでバイナリ−テキスト変換(エンコード)してBBSにアップするという方法があった。受信者はこのテキストデータを1ファイル(ishファイル)として「ish」でテキスト−バイナリ変換(デコード)してバイナリデータを受け取る。そのishファイルと同じ臭いがした。
 googleで「BinHex 4.0」を検索したところ、ヒット。予想通り。問題はフォーマットがMACでよく使われるものだったということ。MAC機では標準に入っているがWIN機には入っていない。そして、会社にMAC機はなかった。
 更に検索したところ、どうにか「BinHex 4.0」でエンコードされたファイルをWIN機上でデコードできるツールを見つけた。ダウンロードしてインストール。件のファイルを処理して、ヴュアーで確認。
 ‥‥きちんと画像が出力された。

 後から振り返えれば下らない事だ。が、トラブルってのはこんな風に何気ないことが切っ掛けで解決されることが多い気がする。気が付かなければ全然フラグが立たない。意地悪なアドベンチャーゲームの様に。

 ぴあの窓口に何回か訪れて入手できなかった「10/19 新潟百歌@古町ジョイア・ミーア」のチケット。ローソンで簡単に手に入った。フライヤーではぴあでも取り扱っていることになっていたが実は違ったようだ。私の記憶によると会場はライブハウスではなく、イタ飯屋だったはず。どんなステージになるのだろう?六本木スイートベイジアみたいな感じなのかしらん。

 当初の予定では、明日は新蕎麦を食べに旅立つ予定だったのだが、入院している友人を見舞う機会を逸してしまいそうだったので急遽予定を変更することにした。都合を付けてもらう事になっている先様には失礼してしまう。後で借りを返さないと。

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