いぬもあるけば・・・「戦略変更」
2003年2月17日 ZEROのリプレイがアップされた。プレイング内容がアップされてから1週間の間、公開される。今回のプレイングは関連PCのPLさんに読まれる事を前提に作成した。PCがDrに対してどういう思いを抱いているかを伝えることを目的とした文章はリプレイには直接反映されない。が、今後どういう方向で参加するかを予め示すことは意義がある。これは再読している「戦略的思考の技術」いうところの『コミットメント』になっている。
ZEROに<思い出がいっぱい?>という新企画が立ち上がっていた。二人だけの参加枠のシナリオが作られるらしい。PCカップル向けの企画。そういう関係を作っていないので関係ないが、上記のNPCへのアプローチとして「待ち合わせ掲示板」にちょっと書き込み。
コミネット掲示板にMT14のPC『アリシア・ヨグルソート』のプレイングを公開した。PC対立型ゲームにおいてはプレイングの公開はリスクのある行動であり、それそのものがメタレベルのプレイングとも言える。プレイング締切り前に公開すると、それに対するプレイングを他人に仕掛けられる可能性がある。プレイングの種類にも寄るが有利に働くならば上記の「コミットメント」の効用となるが、逆にカウンタープレイングを仕掛けられて行動が失敗に終わる可能性がある。コミットメントが効果を発揮するのは外交のプレイングでよく有り得る。が、戦闘のプレイングの場合に敵方PLの人が合わせるはずがない。アリシアは外交を主に展開されるシナリオに参加しているので、プレイング公開の余地があった。それでも、締切り前に公開するのは憚れた。締切りが過ぎてからも、公開には迷いがあった。単独の行動ならばそれほど問題はないが、実際には多くのPCが参加した作戦の一環としての行動であるのでどんなトラブルが発生するか判らなかった。「ならば公開しなければいい」と思うだろうが、リプレイ発送前に公開することはそれ相応の利点もある。ここ数日、有利不利を検討しつづけていた。
が、そこに1つ大きな出来事が発生した。同じ作戦行動に参加していたNAGISA氏が自身のHPで作戦名と共にNAGISA氏のプレイングを公開した。プレイング公開はともかく、作戦名「和平への春風〜Spring Breeze〜」までアップするとは思わなかった。
この外交作戦は緊迫した事態を凌ぐために、来訪する外交特使に対し逆提案をして双方の妥協点を見出す外交交渉の演出が目的だった。公開したアリシアのプレイング内容は一見、ぬるくて自閉的だという蔑みを込めた「お茶会プレイング」という言葉で表されるものだが、その実態は『特使ともう1つの勢力の大使をパーティに招くことで、交戦している2者の外交担当者が同じ場所に会するという状況を作り出し、今後の和平への一歩とする。並びに密使とEG代表者を会わせるお膳立てをする。』役割だった。作戦は品川プライベやネット上で話しあい、方針と各自の行動が纏められた。纏められる過程で我々の方針とHP上でNAGISA氏が公開している自身の行動方針が似ている事に気がついた。ルール上、作戦サポートプレイングは参加者の発言力が加算されて影響力を発揮する。NAGISA氏のPCがこちらの作戦に加わってくれれば発言力の加算が見込まれるし、互いのプレイングがぶつかって相殺されることもなくなる。私はNAGISA氏に打診すれば、方針が似通っている我々の作戦に参加するだろうと考え、作戦責任者にコンタクトを取る事を勧めた。なぜ、NAGISA氏が参加すると考えたかは、氏のPCの行動目的である「EGの組織改革」が決して1PCのみで実行できない点に由来する。単独で提案、実施するには1PCの組織内発言力は低すぎる。作戦に参加することで、自身の提案の発言力も増し、目的を果たす可能性が増加する。NAGISA氏が論理的に考え、行動するPLならば確実に参加するだろう。例え断られても、参加の拒否は、氏が行動の成果に関わらないスタンドプレイヤーである可能性を示す情報となる。外交ディブにおいてスタンドプレイヤーはリスク存在だ。そういうPLであることが判れば後の氏のプレイングに対し相応の対処を行うことができる。つまり、どちらに転んでも得るものがある。
過去のMTでかなりの活躍をしたPLらしく、ネット上でNAGISA氏の言動は注目されていた。そのため、この作戦がNAGISA氏の、NAGISA氏による作戦と勘違いされ、成功の暁には栄誉が氏の上に掲げられる可能性が充分あった。が、我々はある意味でそれを望んだ。氏がPLレベルで注目されることで、他のPLに対しこちらにとって良い影響を与えるだろうからだ。そのため、逆に我々の存在は潜んでいた方がいい。私はそう考えていた。そのためアリシアのプレイングを公開するにしても、はじめから作戦の一環であることを伏せるために作戦名は書かない予定だった。
最初、NAGISA氏のHPはチェックするが、交流する意志はなかった。掲示板を読むにそこに書き込みするのは相応のリスクを感じたからだ。が、情報を得て事情が変った。交流戦略の仕切り直しをし、メールで交流することにした。
ZEROに<思い出がいっぱい?>という新企画が立ち上がっていた。二人だけの参加枠のシナリオが作られるらしい。PCカップル向けの企画。そういう関係を作っていないので関係ないが、上記のNPCへのアプローチとして「待ち合わせ掲示板」にちょっと書き込み。
コミネット掲示板にMT14のPC『アリシア・ヨグルソート』のプレイングを公開した。PC対立型ゲームにおいてはプレイングの公開はリスクのある行動であり、それそのものがメタレベルのプレイングとも言える。プレイング締切り前に公開すると、それに対するプレイングを他人に仕掛けられる可能性がある。プレイングの種類にも寄るが有利に働くならば上記の「コミットメント」の効用となるが、逆にカウンタープレイングを仕掛けられて行動が失敗に終わる可能性がある。コミットメントが効果を発揮するのは外交のプレイングでよく有り得る。が、戦闘のプレイングの場合に敵方PLの人が合わせるはずがない。アリシアは外交を主に展開されるシナリオに参加しているので、プレイング公開の余地があった。それでも、締切り前に公開するのは憚れた。締切りが過ぎてからも、公開には迷いがあった。単独の行動ならばそれほど問題はないが、実際には多くのPCが参加した作戦の一環としての行動であるのでどんなトラブルが発生するか判らなかった。「ならば公開しなければいい」と思うだろうが、リプレイ発送前に公開することはそれ相応の利点もある。ここ数日、有利不利を検討しつづけていた。
が、そこに1つ大きな出来事が発生した。同じ作戦行動に参加していたNAGISA氏が自身のHPで作戦名と共にNAGISA氏のプレイングを公開した。プレイング公開はともかく、作戦名「和平への春風〜Spring Breeze〜」までアップするとは思わなかった。
この外交作戦は緊迫した事態を凌ぐために、来訪する外交特使に対し逆提案をして双方の妥協点を見出す外交交渉の演出が目的だった。公開したアリシアのプレイング内容は一見、ぬるくて自閉的だという蔑みを込めた「お茶会プレイング」という言葉で表されるものだが、その実態は『特使ともう1つの勢力の大使をパーティに招くことで、交戦している2者の外交担当者が同じ場所に会するという状況を作り出し、今後の和平への一歩とする。並びに密使とEG代表者を会わせるお膳立てをする。』役割だった。作戦は品川プライベやネット上で話しあい、方針と各自の行動が纏められた。纏められる過程で我々の方針とHP上でNAGISA氏が公開している自身の行動方針が似ている事に気がついた。ルール上、作戦サポートプレイングは参加者の発言力が加算されて影響力を発揮する。NAGISA氏のPCがこちらの作戦に加わってくれれば発言力の加算が見込まれるし、互いのプレイングがぶつかって相殺されることもなくなる。私はNAGISA氏に打診すれば、方針が似通っている我々の作戦に参加するだろうと考え、作戦責任者にコンタクトを取る事を勧めた。なぜ、NAGISA氏が参加すると考えたかは、氏のPCの行動目的である「EGの組織改革」が決して1PCのみで実行できない点に由来する。単独で提案、実施するには1PCの組織内発言力は低すぎる。作戦に参加することで、自身の提案の発言力も増し、目的を果たす可能性が増加する。NAGISA氏が論理的に考え、行動するPLならば確実に参加するだろう。例え断られても、参加の拒否は、氏が行動の成果に関わらないスタンドプレイヤーである可能性を示す情報となる。外交ディブにおいてスタンドプレイヤーはリスク存在だ。そういうPLであることが判れば後の氏のプレイングに対し相応の対処を行うことができる。つまり、どちらに転んでも得るものがある。
過去のMTでかなりの活躍をしたPLらしく、ネット上でNAGISA氏の言動は注目されていた。そのため、この作戦がNAGISA氏の、NAGISA氏による作戦と勘違いされ、成功の暁には栄誉が氏の上に掲げられる可能性が充分あった。が、我々はある意味でそれを望んだ。氏がPLレベルで注目されることで、他のPLに対しこちらにとって良い影響を与えるだろうからだ。そのため、逆に我々の存在は潜んでいた方がいい。私はそう考えていた。そのためアリシアのプレイングを公開するにしても、はじめから作戦の一環であることを伏せるために作戦名は書かない予定だった。
最初、NAGISA氏のHPはチェックするが、交流する意志はなかった。掲示板を読むにそこに書き込みするのは相応のリスクを感じたからだ。が、情報を得て事情が変った。交流戦略の仕切り直しをし、メールで交流することにした。
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