最近気になるもの。
 キリンの午後ティーの新製品。純水を使っているという奴。純水というと「ピュアな」というイメージが一般的にあるのだろうが、別のイメージが湧いてしまう。
 純水:工業的に作られるもの。非天然。そのもの自体、特別に美味しくはない。殺菌力を全く持たないので管理が良くないと雑菌が(以下略)。一般の水よりもモノを溶かす能力が高い。お茶の成分だけでなく、容器の成分も。
 確かに水に拘れば純水は1つの究極だが、果たしてそれがお茶を究極的に美味しく感じさせるとも思えない。正しく純水で煎れたならば、確実に工業的に入れていることになる。そもそも「工業」に否定的なイメージを抱いてしまうバイアスとは如何?
 純水=自然、自然=安全、有機=健康のような勘違いはいつから生じてきているのだろう。
 工業や科学に対する否定的なイメージの根っこには単純な人間不信があることぐらいは判る。技術に対する不信ではなく、その技術を扱う人間に対する不信。同様は政治などにも見受けられ。結局、全て「不信」から来ている。ニヒリズムを空気のように吸ってきた我々にとってはこれが「自然」なのだろうが‥‥
 
 交渉‥‥いや説得に失敗した。その前から一緒に動いているらしい人の予定行動がヤバイので、その行動を実行しないように情報戦を展開したのだが‥‥。結局、本人はダバ・マイロードみたく手近の仲間に当座の迷惑を掛けたくないとして、自らをその方向に‥‥。
 多くの人が救うための手を(裏でとはいえ)尽くした結果がこれかと。目の前で人が「弱さの絶望」に落ち込むのを目の当たりにしてしまった徒労感。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索