がばっ!
 ・・・ふう。9時台に起きられた。焼肉の臭いに染まった体を洗ってから外出。
 梅雨の晴れ間か、今日は暑くなりそう。
 上野駅構内のチケット売り場でチケットを購入。どうせ当日券なので金額的には意味が無いが、もし混んでいた場合、チケットを買うのに無駄な時間が掛かってしまう。前に酷い目にあった。
 仰木さんと合流。丁度、お昼なので東京文化会館の喫茶店で軽く食べた後、東京都立美術館に。「ロマノフ王朝展」[http://www.romanov.jp/]が今回の目的。音声ガイドを借りて、入る。土曜だったが、空いていたので割とゆったり観られた。美術館での展示だけれど、どちらかというと博物館的な歴史資料としての意味合いが強い展示だった気がする。王家の宝飾品や食器に使われているエマイユ(七宝の一種)が印象的だった。軍服や夜会服などをRPGの資料として観ている自分を発見。ロシア正教の司教の立派な法衣やミトラを見て「これの防御修正値は・・・」とか、主教杖を見て「これの攻撃修正値は・・・」などと呟いたり、全てを身に付けたら相当重そうで、とても「聖職者は体力要らず」なんてことはないな・・・なんて考えたりなんてことはしてません。ええ、決して・・・
 イコンはその中途半端な、歯がゆさを感じるところが印象的だった。「偶像崇拝を否定して立体の像を作らない」という考えと、「信仰する神の子の姿を見たい」という思いが複雑に入り混じって形作られたように感じられる。建前はともかく。絵、そのものは技術的に相当拙い。それでも問題ないのは、描かれたものは神による自動筆記的なものだという考えや、絵の先にあるものを見ているという考えがある。人間的な美とは全く違うところにあるもの。では、絵を取り巻く金や真珠などの「地上的なもの」は、例え光り輝いていても、栄光を表すのではなく、逆説的に卑しいものを表しているのかもしれない。卑しいものの中にある神。
 
 2時間立ちっぱなしだと流石に疲れる。芸大美術館の喫茶室でお茶をする。あいやー!仰木さんが「Papa told me」を読んだことがないとは知らなかった。これは洗脳するに限る(ぉ。
 上野公園の噴水側で持ってきた「ヱビス<黒>」をあける。断熱材に包んでおいたが流石にぬるくなってきている。それでも黒ビールだから呑める。16時頃にボーッと風に揺れる新緑を見ながら、だらだらビールをかっくらう幸せ。
 黒ビールとはいえ、最後は流石にかなり温くなってきたので、店で飲みなおすことに。さて、どこにいこう。有楽町界隈に行けは良いビヤホールがあるが、あそこまで行くのもなんだなぁ。そこで、ノートパソコンでネットにアクセスして調べることにした。「The Warrier Celt」[http://www.asahi-net.or.jp/~vp2k-iskw/ueno.html]という店の名は以前から聞いたことがあったが、まだ行った事がなかった。特にイベントもなく行くにはちょっと・・・という感じ。幸い今日は上野に居るし、ビールを飲むつもりになっているので都合がいい。場所を確認して出発。
 途中、まんがの森で洗脳用アイテムを購入してから店に。18時前に入る。流石にまだ早いのかお客は疎ら。初めての店なので、ツマミにフィッシュ&チップスを頼む。だらだらとギネスを呑んで過ごす。20時半ごろから生演奏が始まったのだが、流石に呑みつかれて21時に撤収した。
 
 尻手駅前のモスバーガーに入って、「マリみて」読書。多幸感に包まれながら、店を出る。ちょっとした予感がして、隣の書店に入った。公募ガイド7月号を見つける。いつの間に、版が大きくなったのだろう。道理で探しても見つからない訳だ。

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