はてさて一体どうして私は「マリみて」を読んでいるのだろう。
 一言で言えば、この物語が『ファンタジー』だからだろう。かつて手にしていたもの。失われしもの。もはや永遠に持ち得ないもの。

 主人公が一見なんのとりえもない普通の人のようで、「大いなる力」を秘めている。いや、それは普通だからこそ持つことが許されている。それは幾原邦彦氏がうさぎの中に見出したものと同じ。

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