いぬもあるけば・・・「部分と全体」
2003年8月9日 K子さんのお誘いを受けて、劇団こちらKGBの劇を見に行った。今回、K子さんは女郎役という。時代劇らしい。雨の中、会場に。天気も悪いので、お客は少ないかしらと思ったらとんでもない。大勢が並んでいた。
劇のタイトルは「斬らず」。「斬」の字が2つに分かれていて、そう読ませる。客演も混じり、多くの出演者が登場。ある藩の城下で起きている連続辻きりとその裏にある陰謀を暴く・・・という感じのお話。各シーンは面白かった。k子さんたち、表は女郎、裏は隠密というくノ一達の気風のよさやギャグの部分など。ドキドキさせるシーンもあり(微笑)。が、全体を通しての感想となると「びみょ〜」と言わざるを得ない。多くの登場人物を描こうとした余り、焦点が散漫になってしまっている。誰の物語でもないというのはいい意味でも悪い意味でも。スーパーマンが多数登場してインフレを起こしていて、活劇に緊張感がなかった。話に深みがないのは、敵役の描写が余りに淡白だった事もある。藩を狙う一味の親子が何故に藩を狙うのか。息子が暗殺されてもそれに対する描写がなかった。これならば、演出として裏に潜んで声や影絵だけの登場の方が面白い。息子を道具としてしか思っていなかったか、それとも宿願を果たす希望と見ていたか、親としては子供想いの親だったとかそういうのは役者にちょっと演技させれば伝わるはず。(何も言わずに遺骸を抱きしめるとか)
見終わった後に何も残らなかった。同じ演出ならば再演を見るのは辛い。格好よさを追求したかったのだろうが、それが肩透かしになっている。拡散したイメージが残ってしまったのは、群像劇の難しさという奴なのだろうか。
夜、川崎の甘太郎でエイルPLさん達と呑み。地上21階にあるので夜景が・・・といううたい文句だが、窓際でなければ全く関係ない話。20時から3時間近く呑んだ。MT14が終わって、何もしていないというのでWT3を勧めてみる。登録PCデータを見るだけでも笑えるからと。特に幼稚なキャラメイキングによって作られた「川向こう」なPC達は最高。作ったPLの事を思うと、微笑ましくなってしまうほど。触りを紹介しただけでオオウケだった。WT3に参加するかどうかはともかく、「川向こう」なPCを覗きにきてくれそうだ。
劇のタイトルは「斬らず」。「斬」の字が2つに分かれていて、そう読ませる。客演も混じり、多くの出演者が登場。ある藩の城下で起きている連続辻きりとその裏にある陰謀を暴く・・・という感じのお話。各シーンは面白かった。k子さんたち、表は女郎、裏は隠密というくノ一達の気風のよさやギャグの部分など。ドキドキさせるシーンもあり(微笑)。が、全体を通しての感想となると「びみょ〜」と言わざるを得ない。多くの登場人物を描こうとした余り、焦点が散漫になってしまっている。誰の物語でもないというのはいい意味でも悪い意味でも。スーパーマンが多数登場してインフレを起こしていて、活劇に緊張感がなかった。話に深みがないのは、敵役の描写が余りに淡白だった事もある。藩を狙う一味の親子が何故に藩を狙うのか。息子が暗殺されてもそれに対する描写がなかった。これならば、演出として裏に潜んで声や影絵だけの登場の方が面白い。息子を道具としてしか思っていなかったか、それとも宿願を果たす希望と見ていたか、親としては子供想いの親だったとかそういうのは役者にちょっと演技させれば伝わるはず。(何も言わずに遺骸を抱きしめるとか)
見終わった後に何も残らなかった。同じ演出ならば再演を見るのは辛い。格好よさを追求したかったのだろうが、それが肩透かしになっている。拡散したイメージが残ってしまったのは、群像劇の難しさという奴なのだろうか。
夜、川崎の甘太郎でエイルPLさん達と呑み。地上21階にあるので夜景が・・・といううたい文句だが、窓際でなければ全く関係ない話。20時から3時間近く呑んだ。MT14が終わって、何もしていないというのでWT3を勧めてみる。登録PCデータを見るだけでも笑えるからと。特に幼稚なキャラメイキングによって作られた「川向こう」なPC達は最高。作ったPLの事を思うと、微笑ましくなってしまうほど。触りを紹介しただけでオオウケだった。WT3に参加するかどうかはともかく、「川向こう」なPCを覗きにきてくれそうだ。
コメント