いぬもあるけば・・・「ソルカイオンリーイベント」
2004年2月15日 7時半に家を出た。日曜にこの時間に家を出るなんて滅多に無い。JR浅草橋駅集合の時間は8時半。
今日はギルティギアシリーズ ソルカイオンリーイベント「ラクテン」の一日スタッフ。仰木さん経由の頼まれ事なので遅刻して迷惑かける訳には行かない。(ヒント:後が怖い)
そんな訳で、8時25分に浅草橋駅に到着。かんたさんやKさんと合流。今日のスタッフ陣で男性は我々3人だけ。最初の机や椅子などの設営要因。かんたさんから、おそらく麻布十番祭りで手に入れたのだろうアヴァンティエプロンを受け取った。その後、仰木さんや空祝さん達も集まり、会場の東京卸商センターに移動。
会場に到着し、部屋の中に入ると‥‥すでに机や椅子が並べられていた。昨日のイベントのままなのか判らないが、ともかく設営そのものの作業は無くなったみたい。我々男性3名のれぞんでーとるはどこに(ぉ。
私は室内担当だったので、到着しているサークルの宅配物をサークルさんのスペースに置いたり、追加貸出用椅子を運んだりと細々した作業をしていた。風もあまり無く、天気が良いので隅田川に面している窓際は暑いぐらい。日差しを遮るように薄いカーテンを引き、軽く窓を開けた。スペース上のチラシが飛ばない程度に。
事前の会議で小物を入れられるウエストバックかエプロンをつけて欲しいと言われたので、コミケサークル参加標準装備のダリエ・エプロン(赤)を纏った。渡されたスタッフ証を首に掛けて、丁稚1号の出来上がり。
一般入場開始30分ほど前に、1階の駐車場に並んでいる一般参加者列の様子を見てきた仰木さんが血相を変えて戻って来た。我々の予想以上の列が出来ているというのだ。全員を一度に入れたら‥‥いや60サークルのイベント会場に入れられる人数ではない。ともかく小分けに整列入場させるため、業務用エレベータを使って会場階まで20名ずつ運ぶことにした。
気が付くと、私はエレベータの動作管理役。エレベーターガールならぬ「エレベーターガイ」と呼んでくれ(ちがう)。仰木さんが一般参加者の誘導誘導役。こうして、戦いは始まった‥‥
とりあえず、会場入り口に並ばせられるだけの人数を並ばせることにした。100人以上を列が乱れないように。驚いたのは想定していた以上にきちんとこちらの誘導に従ってくれる一般参加の人々。オンリーイベント故の同胞意識があるのだろうか。最後まで大きなトラブルは1つもなかった。
11時少し過ぎに開場。上に上げた人達のほとんどを入れたが、それで会場は過密状態。これ以上入れると同人誌即売会という趣旨のイベントではなくなってしまう。今のままだと、続いて人を入れるのは1時間からそれ以上待たなければならない。とはいえ、駐車場にはまだ100名以上並んでいる。幸い、天候がよく暖かい日だとはいえ、薄暗い屋内駐車場に1時間以上並ばせるのは忍びない。有明のコミックマーケットならばともかく、1ジャンルのオンリーイベントでそれは無茶だ。一般参加者も想定していないだろう。不満が溜まってトラブルが発生する可能性がある。
「状況」が出現して20分ぐらいだろうか、主催者である千秋真冬さんが決断した。一般参加者全員にまずは会場に入ってもらうために、急遽、総入替制にした。会場内に放送。10分後(記憶によれば)に現在会場にいる一般参加者に一旦出ていただき、次に並んでいる人達を会場に入れたいと。機会の公平を選んだ訳だ。予定にないことなので、退出を拒否したり、怒ったりする人が出てくるだろうと予想した。だが、全員何のトラブルもなく退出し、まだ会場に入りたい人は駐車場で再度並ばれた。
これらの動きがあった間、私はひたすら「エレベーターガイ」役をこなしていた。駐車場から会場前に上げたり、会場から駐車場に下ろしたり。
12時半ぐらいになって、ようやく落ち着いた。それにしても凄い。12時前にパンフレットは売り切れていた。それ以降に一般参加者にはサークルの会場配置図のコピーを配付。
私とかんたさんで浅草橋駅前の松屋に昼食として「豚めし」18個を買出しに行った。こういうのは学祭っぽくていいねぇ。控え室で交代で昼食をとることに。お弁当以外にも陣屋橋要さんお手製のクッキーやらスタッフへの差し入れやらがあった。余り休憩するという気持ちになれないので、それほど減っていない。お弁当を食べた後に、デザートとして1つずつ味見。
昼食を終え、本部に。カタログ販売は終わり、フリードリンクサービスは女性スタッフが対応しているので、控え要員といった感じ。仰木さんのファンの方を仰木さんの所まで連れて行ったり、追加椅子の受け取りをしたり。
15時、トラブルもなくイベントは無事終了した。大成功だろう。おそらく一般参加者は300名以上訪れたのではないだろうか?その殆どが開場前に並んでいたわけだ。
後片付けを終え、16時過ぎに撤収完了。我々6名は浅草橋駅近くの喫茶店で30分ほど喫茶。その後、秋葉原まで‥‥歩いた。総武線沿いにずっと歩いたのだが、道すがら面白い看板や怪しい会社名を見つけて、空祝いさんと喜んでいた。怪しいもの探しは愉しい。
秋葉原駅で解散‥‥のつもりが、空祝さんの「ビールを飲みにいきましょう」の一言で居酒屋探しに。T島さんは買い物があるという事で一旦別れた。
さて、日曜日の秋葉原で営業している居酒屋というと‥‥「いざかや」が頭に浮かんでしまった。祐巳みたいに顔に出たのか、かんたさんが「DIRASのよく行く店でいいんじゃない?」と全てを察知しているかのようなツッコミを。ガフッ・・・ あの店は‥‥席が開いているか判らないのですが‥‥。
結局、台東区にある「いざかや」に向かった。今日は梓さんがサークル参加しているはずのコスパがあるので満席の可能性があったのだが、その予想は外れ、無事に座ることができた。インテリア、有線から流れる歌、そしてウェイトレスの衣装に仰木さんたちの「ふぅ」と言った溜め息があったような気がするが気のせいだろう。それよりも、ドリンクメニューが気になったようだ。 「ザクサワー」「グフサワー」「ドムサワー」そして「白い奴」。脇には「美少女 あります」とのビラが。
まずは全員、ビールで乾杯し、その後は怪しいドリンクを物色してゆくことに。「美少女」は頼まなかったけれど、それ以外は制覇。「白い奴」が好評だった。このとき、アイディア煌く空祝さんが「ゲルググサワーはないのですか?」と。なるほど‥‥そのノリが許されるならばゴッグサワーもできるな。後で店長さんに伝えよ〜。
それなりに呑んだり食べたり。おそるべき事が判明。携帯が圏外に。T島さんからの連絡がなかったのはそのためだったのか。気が付くのが遅すぎて、全員溜め息。
最初は怪しいと思っていた人達も、周囲を気遣うことなく更に怪しい会話を楽しめることと、つまみの味と量のコストパフォーマンスの良さを知り、気に入ってくれたようだった。そうなのだ、普通の居酒屋として十分使える店なのだ。『ひよこ家』は。
十分愉しんで店を出て秋葉原駅で解散。まだ19時近く。今日は一日が長い。上野駅で空祝さんを見送って、渋谷駅に移動。O−WESTに向かう途中でストリートライブの演奏が耳に入った。よいグルーブに惹かれながらも、奥井亜紀さんのチケットを求めて、当初の目的地に。既にライブイベント「歌チョコ」は終わっていた。入り口で亜紀さんとすれ違う。これから打ち上げなのだろう。今日の客だったら声を掛けたかも知れないが、違うので普通の顔をしてすれ違った。(ドキドキしながらも) 無事にチケットを入手。前方にある居酒屋に入っていく亜紀さんの姿を捉えながらも、店を通り過ぎ、一路駅に。おっかけをするつもりはない。
先程のバンドがまだ演奏していた。丁度最後の曲らしく、終わったところでMDを200円で配付していた。購入‥…
今日はギルティギアシリーズ ソルカイオンリーイベント「ラクテン」の一日スタッフ。仰木さん経由の頼まれ事なので遅刻して迷惑かける訳には行かない。(ヒント:後が怖い)
そんな訳で、8時25分に浅草橋駅に到着。かんたさんやKさんと合流。今日のスタッフ陣で男性は我々3人だけ。最初の机や椅子などの設営要因。かんたさんから、おそらく麻布十番祭りで手に入れたのだろうアヴァンティエプロンを受け取った。その後、仰木さんや空祝さん達も集まり、会場の東京卸商センターに移動。
会場に到着し、部屋の中に入ると‥‥すでに机や椅子が並べられていた。昨日のイベントのままなのか判らないが、ともかく設営そのものの作業は無くなったみたい。我々男性3名のれぞんでーとるはどこに(ぉ。
私は室内担当だったので、到着しているサークルの宅配物をサークルさんのスペースに置いたり、追加貸出用椅子を運んだりと細々した作業をしていた。風もあまり無く、天気が良いので隅田川に面している窓際は暑いぐらい。日差しを遮るように薄いカーテンを引き、軽く窓を開けた。スペース上のチラシが飛ばない程度に。
事前の会議で小物を入れられるウエストバックかエプロンをつけて欲しいと言われたので、コミケサークル参加標準装備のダリエ・エプロン(赤)を纏った。渡されたスタッフ証を首に掛けて、丁稚1号の出来上がり。
一般入場開始30分ほど前に、1階の駐車場に並んでいる一般参加者列の様子を見てきた仰木さんが血相を変えて戻って来た。我々の予想以上の列が出来ているというのだ。全員を一度に入れたら‥‥いや60サークルのイベント会場に入れられる人数ではない。ともかく小分けに整列入場させるため、業務用エレベータを使って会場階まで20名ずつ運ぶことにした。
気が付くと、私はエレベータの動作管理役。エレベーターガールならぬ「エレベーターガイ」と呼んでくれ(ちがう)。仰木さんが一般参加者の誘導誘導役。こうして、戦いは始まった‥‥
とりあえず、会場入り口に並ばせられるだけの人数を並ばせることにした。100人以上を列が乱れないように。驚いたのは想定していた以上にきちんとこちらの誘導に従ってくれる一般参加の人々。オンリーイベント故の同胞意識があるのだろうか。最後まで大きなトラブルは1つもなかった。
11時少し過ぎに開場。上に上げた人達のほとんどを入れたが、それで会場は過密状態。これ以上入れると同人誌即売会という趣旨のイベントではなくなってしまう。今のままだと、続いて人を入れるのは1時間からそれ以上待たなければならない。とはいえ、駐車場にはまだ100名以上並んでいる。幸い、天候がよく暖かい日だとはいえ、薄暗い屋内駐車場に1時間以上並ばせるのは忍びない。有明のコミックマーケットならばともかく、1ジャンルのオンリーイベントでそれは無茶だ。一般参加者も想定していないだろう。不満が溜まってトラブルが発生する可能性がある。
「状況」が出現して20分ぐらいだろうか、主催者である千秋真冬さんが決断した。一般参加者全員にまずは会場に入ってもらうために、急遽、総入替制にした。会場内に放送。10分後(記憶によれば)に現在会場にいる一般参加者に一旦出ていただき、次に並んでいる人達を会場に入れたいと。機会の公平を選んだ訳だ。予定にないことなので、退出を拒否したり、怒ったりする人が出てくるだろうと予想した。だが、全員何のトラブルもなく退出し、まだ会場に入りたい人は駐車場で再度並ばれた。
これらの動きがあった間、私はひたすら「エレベーターガイ」役をこなしていた。駐車場から会場前に上げたり、会場から駐車場に下ろしたり。
12時半ぐらいになって、ようやく落ち着いた。それにしても凄い。12時前にパンフレットは売り切れていた。それ以降に一般参加者にはサークルの会場配置図のコピーを配付。
私とかんたさんで浅草橋駅前の松屋に昼食として「豚めし」18個を買出しに行った。こういうのは学祭っぽくていいねぇ。控え室で交代で昼食をとることに。お弁当以外にも陣屋橋要さんお手製のクッキーやらスタッフへの差し入れやらがあった。余り休憩するという気持ちになれないので、それほど減っていない。お弁当を食べた後に、デザートとして1つずつ味見。
昼食を終え、本部に。カタログ販売は終わり、フリードリンクサービスは女性スタッフが対応しているので、控え要員といった感じ。仰木さんのファンの方を仰木さんの所まで連れて行ったり、追加椅子の受け取りをしたり。
15時、トラブルもなくイベントは無事終了した。大成功だろう。おそらく一般参加者は300名以上訪れたのではないだろうか?その殆どが開場前に並んでいたわけだ。
後片付けを終え、16時過ぎに撤収完了。我々6名は浅草橋駅近くの喫茶店で30分ほど喫茶。その後、秋葉原まで‥‥歩いた。総武線沿いにずっと歩いたのだが、道すがら面白い看板や怪しい会社名を見つけて、空祝いさんと喜んでいた。怪しいもの探しは愉しい。
秋葉原駅で解散‥‥のつもりが、空祝さんの「ビールを飲みにいきましょう」の一言で居酒屋探しに。T島さんは買い物があるという事で一旦別れた。
さて、日曜日の秋葉原で営業している居酒屋というと‥‥「いざかや」が頭に浮かんでしまった。祐巳みたいに顔に出たのか、かんたさんが「DIRASのよく行く店でいいんじゃない?」と全てを察知しているかのようなツッコミを。ガフッ・・・ あの店は‥‥席が開いているか判らないのですが‥‥。
結局、台東区にある「いざかや」に向かった。今日は梓さんがサークル参加しているはずのコスパがあるので満席の可能性があったのだが、その予想は外れ、無事に座ることができた。インテリア、有線から流れる歌、そしてウェイトレスの衣装に仰木さんたちの「ふぅ」と言った溜め息があったような気がするが気のせいだろう。それよりも、ドリンクメニューが気になったようだ。 「ザクサワー」「グフサワー」「ドムサワー」そして「白い奴」。脇には「美少女 あります」とのビラが。
まずは全員、ビールで乾杯し、その後は怪しいドリンクを物色してゆくことに。「美少女」は頼まなかったけれど、それ以外は制覇。「白い奴」が好評だった。このとき、アイディア煌く空祝さんが「ゲルググサワーはないのですか?」と。なるほど‥‥そのノリが許されるならばゴッグサワーもできるな。後で店長さんに伝えよ〜。
それなりに呑んだり食べたり。おそるべき事が判明。携帯が圏外に。T島さんからの連絡がなかったのはそのためだったのか。気が付くのが遅すぎて、全員溜め息。
最初は怪しいと思っていた人達も、周囲を気遣うことなく更に怪しい会話を楽しめることと、つまみの味と量のコストパフォーマンスの良さを知り、気に入ってくれたようだった。そうなのだ、普通の居酒屋として十分使える店なのだ。『ひよこ家』は。
十分愉しんで店を出て秋葉原駅で解散。まだ19時近く。今日は一日が長い。上野駅で空祝さんを見送って、渋谷駅に移動。O−WESTに向かう途中でストリートライブの演奏が耳に入った。よいグルーブに惹かれながらも、奥井亜紀さんのチケットを求めて、当初の目的地に。既にライブイベント「歌チョコ」は終わっていた。入り口で亜紀さんとすれ違う。これから打ち上げなのだろう。今日の客だったら声を掛けたかも知れないが、違うので普通の顔をしてすれ違った。(ドキドキしながらも) 無事にチケットを入手。前方にある居酒屋に入っていく亜紀さんの姿を捉えながらも、店を通り過ぎ、一路駅に。おっかけをするつもりはない。
先程のバンドがまだ演奏していた。丁度最後の曲らしく、終わったところでMDを200円で配付していた。購入‥…
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