いぬもあるけば・・・「振り返り」
2004年3月8日 北海道から梅澤さんが東京圏に遊びに来ている。しかし流石に休みが取れず、今日会うのは断念。関内のカレーミュージアムに寄ってから平塚のあの店でフルーツグラタンなどを軽く平らげたという話を聞いて、びっくり。大した事ないという感想を聞くに、札幌で何か鍛えている(?)のかと思ったり。
「「おたく」の精神史 1980年代論」は面白い。この本は大塚英志という当時の漫画雑誌編集者の視点から切り取った80年代の語りなのだが、自分も彼の企みに如何に当時乗っかっていたかを知り驚いた。彼の編集者としての仕事をほとんど知らなかったからだ。『少年キャプテン』という雑誌が少年漫画界に与えたものはそれなりに大きい。小学生を主の対象としているジャンプや多少性表現を振り掛けた青年漫画雑誌などとは違うベクトルの漫画が収録されていた。この領域が諸々に与えた影響はPBM的に見なくても大きいと思うが、それを語る論者の出現は少ない。そういう点でも大塚英志という語り手の存在は大きいだろう。
後ろにある年表を見ると感慨深い。80年代はそれでもまだ進歩と進化が素直に信じられた時代だったのだろう。
「「おたく」の精神史 1980年代論」は面白い。この本は大塚英志という当時の漫画雑誌編集者の視点から切り取った80年代の語りなのだが、自分も彼の企みに如何に当時乗っかっていたかを知り驚いた。彼の編集者としての仕事をほとんど知らなかったからだ。『少年キャプテン』という雑誌が少年漫画界に与えたものはそれなりに大きい。小学生を主の対象としているジャンプや多少性表現を振り掛けた青年漫画雑誌などとは違うベクトルの漫画が収録されていた。この領域が諸々に与えた影響はPBM的に見なくても大きいと思うが、それを語る論者の出現は少ない。そういう点でも大塚英志という語り手の存在は大きいだろう。
後ろにある年表を見ると感慨深い。80年代はそれでもまだ進歩と進化が素直に信じられた時代だったのだろう。
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