かんちゃんさんのオリカ描画の権利を得るのに失敗した(がくり)。こんな事なら‥‥と後悔しても後の祭り。濡葉の姐さんは無事に依頼を果たした様子。今回のオリカ受注でいくらのお金が動くのだろ。
 気落ちした自分を慰める為にASOさんを引き連れて「きっさてん」に。彼は「きっさてん」は初めてだという。‥‥そんな馬鹿な。意外すぎる。
 日替わりランチはスパゲッティ。香辛料のバハネロがどれほどの辛さかを様子見しながら数滴たらしつつ食す。タバスコとは方向性が違って、却って辛くない気もする。
 ASOさんは用事があるというので食べ終わると去っていった。私は日記を書いたり、ネットをさ迷ったりしながら15時まで。
 アキバ界隈から一気にベクトルがまったく異なる場所、下北沢に。Restaurant&Ber「ぐ」という店に向かって‥‥迷った(汗。や〜、まさか迷うとは。20分ぐらいグルグル歩いてようやく到着。
 ここで藤野さんが参加している「Rivendell」というユニットのスペシャルバージョン「Rivendell the grey」のライブがある。藤田さんのアコーディオンと木村さんのアイリッシュハープ、それにyasukoさんのヴォーカルが加わり、『場』が形成される。
 「ぐ」という店は‥‥如何にもな店だった。オヤジさんはたまははきと同じ全共闘世代っぽく、フライヤーも如何にもなものが多い。ビールに玄米定食という組み合わせを頼む。
 既に10名ほどお客がいたが、そこそこの席を確保することができた。顔馴染みの人が無くし物をして探している。何を無くしたのかと尋ねたら、「指輪」だという。藤田さん達も一緒になって探し回ったが見つからない。
 
 演奏時間になった。アイリッシュ・トラッドを演奏し、時にyasukoさんがゲール語を研究した成果を歌として空気の波にする。柔らかいオレンジ色のライトが3人を優しく照らす。
 スペシャルユニットの本骨頂は「Lord of the Rings」のサントラ曲のカバーかもしれない。思い入れが強すぎて涙しながら歌える人は日本ではそういないと思う。
 yasukoさんの歌唱力は上がっている。以前のライブで聴いたときのものより奥行きが広がった感じがある。前はまだ小手先で何かをしているという感じで、所謂「パフォーマンス」もしくは綺麗なアクセサリーという感じがあった。ほんの少しの間で随分変わるものなのだなと感じた。それは歌っていた歌にもよるのだろうが。


 
 
 そうそう、「指輪」は無事、見つかった。「大事なものは近くにある」という教訓を与えて。
 

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