いぬもあるけば・・・「海山十題」

　昨日に比べればまだましだが、それでも暑い一日。
　飯能日帰り出張連続3日目。3時間弱の睡眠時間で出かけるのは厳しいが、今日は本番なので遅くとも9時には飯能に着いていたい。平日でも6時台の山手線はそれなりに空いていた。
　トラブル発生したら定時上りどころではないが、測定そのものはあっという間に終わった。これでいいのか？と心配になるほど。データ整理とファイル送付は明日ということで撤収。15時前。直帰には早すぎる。
　途中、ちょっとマユールで早めの夕食を食べてから会社に。データの入ったFDを自宅に持って帰りたくなかったので、これを会社に置けるだけでも意味があった。
　18時、周囲がごそごそしてる。今日はうちの部署の暑気払いの日だった。地下の食堂でちょっとした呑み会＆ビンゴ大会。出張でどうせ参加できないとキャンセルした時点で私の記憶から消えていた。ちょっとだけ顔を出して、撤収。
　曇りがちなのでそれほど厳しくはない夕方の蒲田の街を抜けて、池上線で久が原に。久々にカルチャースクールに。今日はやきものではなく絵画。「海山十題」。横山大観。何故なのかというと、7月27日（火）から8月29日（日）まで東京藝術大学美術館で「横山大観「海山十題」展　発見された幻の名画 」が催されるので、その紹介（の練習）ということで。
　大観の画業50年並びに皇紀2600年を記念して描かれた20点の作品。所在不明のものもあって今まで集めても14点ぐらいだったのか、今回19点、もしくは全20点を展示できるかもしれない‥‥という内容。
　名前ばかり知られていて一体何が凄いのか？と思っている私のような人でもこの展覧会を見れば、凄さが判る‥‥かもしれない。
　講座での話は（絵そのものは実物を見てもらうとして）、この作品群が作られた事情について。大観も時代の人なのだということが判る。
　
　この展示会の宣伝のため、7月23日（金）の午後1時からNHK総合の「スタジオパークからこんにちは」に出演したり、8月1日（日）の新日曜美術館でコメントしたりするらしい。「スタジオ‥‥」は番組の性質からして3分も枠があればいい方で、下手するとポスターを見せて終わりレベルかもしれない。独立行政法人になると色々大変なのだというのが垣間見えた。