12/31のライブ当選の正式通知のメールが届いた。
 ついでに1/1に初日の出を観に行くバスツアーも繰り上げ当選した。
 奥さんのライブで年越しをするのは2000−2001の時以来か。
 
 AFOのノルマンで立川MSの依頼「幻夜〜前編」が異様な競争率になっていた。
定員3名に対し申し込みPCが35名。36人目に加わる。
 
 洗濯や発掘やらしていたらお昼過ぎになってしまった。
 川崎に出てマユールでお茶。季節限定のメニューを頼もうとしたら既に売り切れ。
定番のタンドリーチキンサンドセットを頼んだ。
ゆっくりしたかったが、思っていた以上にお客の出入りがあって慌しい事もあり、早めに撤収。
 駅ビルの中の有隣堂に。新書の新刊を覗いてみたがろくな物がない。いくつかの本で著者名に香山リカさんの名を見つけて哀しくなった。
SFマガジンのかつての読者(最近は購読していないので読者と言えない)として応援していたが、ここ最近の著作群は『デフュージョン』しているように見受けられる。
内容を批評するためには購買しなければならないが、その気になれない。
 哲学・心理学関係の棚に行ってみたが、哲学系の棚にあるサブカル系の著者達の本も買う気にはなれない。尤も、心理学系の方がムゴイのだが。
 専門書とモドキ本が大した間仕切りなく置かれているのはどうなんだろうか。
 「カウンセラーになるには・・・」、「自己分析で職活を・・・」、「血液型でわかる・・」、「あの人はどうして・・・」
 そして地続きにどこかの壷売りの壷と変わらない「愛されるためには」的な所謂女性向書籍が並ぶ。
 ほとんど全ての本が『支配』に関わる。別の言葉で言えば『コントロール』。
 999に乗った鉄郎が手に入れたかった機械の体が『絶望』でしかなかったのと同様に、HOWTO本は「何故そうしなければならないのか」というWHYには答えられない。
 
 
 心理学の棚に妙に分厚いハードカバーの本があった。
  『日本人の「心」と心理学の問題』 著:山下恒男 刊:現代書館 ISBN4-7684-3443-6
 本体価格が6800円というのはなかなか冒険的だ。
 
 余り売るつもりがなさそうなタイトル、厚さ、そして値段。でも気になって手にとってみた。
ネットの編集担当者のコメントとして「心理学に未来はあるのか? 学際的視点をもつ心理学者による、心理学の内部告発ともいえる大著。」とある。
 第一部や第二部は読むのが面倒臭い。なので立ち読みとしては第三部から読むのを勧める。
 
 心理学化、心理主義化する今の日本社会。
昨今、マスコミで心ではなくココロという表記を使う事があるのは無意識的な意味があると思う。
その裏に心を客体・モノとして捉えようとする思想を垣間見てしまうのは自分だけだろうか?

 ネット上にある先の本の紹介文を纏めてみると以下の様になる。
「日本人の「心」と心理学の問題を歴史的、文化的に相対化しつつ、心理学の機能(役割)は、自己修養であれ、他者理解であれ、結局は自他のコントロール(支配)の問題に帰結することを明らかにする。 」
 既に購買済みの本が取り上げられていると面白い。まぁ、そうでなくても興味深い内容ではある。が、ついでに買うには少し高かったので断念。
結局、買ったのは別の本。
 
 『苦悩する人間』 著:ヴィクトール・E・フランクル
 
 既に著者は亡くなっている。そういう意味では昔に書かれた本だが、残酷なぐらい今の日本を描写している。
 他にもE・H・エリクソンの伝記「エリクソンの人生」も惹かれたが、まずはこれを読んでからだ。

 一旦帰宅し、22時になってからまた外出。目的地は渋谷club asia P。
オールナイトのチャリティークラブイベントに奥さんが出演すると聞いて。でも、4時頃出演予定って・・・
開場に23時過ぎに到着。顔を見たことのある奥さんファンが会場の建物に消えていったの見たが、続けて入る気になれない。
受け付けのメンバーからして将に「クラブイベント」と言う感じ。と、リハを終えて一度席を外していたらしい奥さん達の姿が。
やぱしバリバリのクラブイベントらしい。リハでも持ち込んで設置したバスケのゴールと曲芸的なシュートのパフォーマンスがあったようで。
奥さんをして「おもいっきり浮いてる〜」という話。そりゃ厳しい。中に入るのを諦め、3時まで時間を潰すために夜の円山町に消えることにした・・・

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