奥華子さんの路上ライブに掛けつけるいつものメンバーの書き込みや仲間同士で呑み会を行うなどの行動に喪の作業を見て取る。
同じ事を既に私は済ませている。「ライブハウスのみ活動する奥華子さんを観て来たファン」にとって、路上でこれだけ数多く演奏をし、爆発的にファンを増やしたのは正直嬉しくもあり、寂しくもあった。
 ライブハウスなどでしか演奏しない故の「知る人ぞ知る」、古参ファンにとっては特権的な奥華子像は消えた。秘密の宝物がなくなる感覚。
 これとほぼ相似なものを路上で奥華子さんの歌に触れたメンバーが感じている。
「メジャーデビューが決まって嬉しい。けど・・寂しい」というもの。
 その気持ちを理解しつつも、ファンとしては送りださなければいけない。
 なぜなら、それが彼女の『決断』だからだ。
 
 『ぶるうピーター』(小山田いく:著)
 第72話で壱岐が言っていた「悪魔」に我々がならないように、
 第73話でカメが口にした法句経 羅漢品の内容を心に留め、
 第76話の「時の航跡」がこれからも交わる事を願い、
 最終話の皆のように自分の心の中に「出帆旗ヨーソロ!」と言えますように。

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