青花堂へ行くのが遅れ、既に講座は終盤だった。
 
今日の題は「瀬戸茶入製作年代を見直す」というもの。
先生は八段階に分けている。

●窯分と年代
第一段階:加藤四郎左衛門景正
第二段階:古瀬戸
第三段階:春慶
  例:藤四郎春慶・貯月
第四段階:真中古
  例:思河
第五段階:金華山窯
  例:陰谷
第六段階:破風窯
  例:音羽手
第七段階:後窯
  例:餓鬼腹
第八段階:国焼(瀬戸以外の地方のやきもの)

余談
 備前焼と伊部焼があるが、同じ地名なので歴史的なものは同じ場所のものと考えられないか?
 福岡市美術館で高取焼で良いものが展示されている。
 九州国立博物館のこと。
 
 先生が帰られてからの談話中、お茶の家元の話に。
ある流派の家元にお越しになって頂く為に3奥で茶室を作り、お礼に3K饅を包んだ人が神奈川か静岡にいたという話を聞いた。
茶室はともかく、お礼の内訳は家元との語らいにあるらしい。
教養と人格が滲み出る家元の語りに3K饅の価値があるというのだ。
はてさてそれほど凄いとは。
私が出会う機会はまずないが、実際どのような雰囲気を振りまくのか興味が湧いた。

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