奥華子オフィシャルサイトを見てビックリ!
まさか、再び採用されるとは・・・
http://www.rbbtoday.com/news/20051116/27055.html
 
 青花堂に。
今日は12/4まで東京国立博物館・表慶館で催されている「華麗なる伊万里、雅の京焼」に関連して
『乾山焼 〜これ一点』という題目で「竜田川図透かし鉢(反り鉢)」を中心にした講義だった。
スライドで写真を見てゆくのが主。
 
 鳴滝窯時代から作品を観てゆく。
光琳との合作と言われる「銘松鶴文六角皿」
刃物でぎざぎざを松の木の部分や角にわざとつくる技法が見受けられる。

 借り窯時代は他の使用者との兼ね合いもあったためか実用的な作品が多く、健康的。
「正徳3年箱書蓋茶碗」

・向付 紅葉流水図 
  配色が見事。紅葉の色の反対色の緑が入ることで際立つ。

・反り鉢
  白化粧→鉄釉→透明釉→色付
  それまでは外側のみ絵を描くだけだったが、反りに穴を開け、内側も立体として捉えて絵を描いたのは乾山が初めて。
 中でも傑作が「竜田川図透かし鉢」。個人蔵で滅多に出展されない。
 立体的発想を持つ工房の職人の力が大きい。(乾山本人は平面的発想の持ち主)

 
 講義終了後、俳句を詠む事が話題に。
先生は江国滋の「俳句と遊ぶ法」を参考にすると気軽に愉しめると薦められた。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索