4つのプレイングをあらかた書き終えて外出。
以前、プラグデイジーもライブを行ったお茶の水KAKADO。
一時活動停止していたソーイングマシーンのLeeさんが活動を再開していた。
DMを頂いたり、サイトをチェックしていたのだが、中々ライブを観にいけなかった。
今回、ようやく都合がついた。
 18時半から始まるイベントの一番手。
18時過ぎに御茶ノ水駅に着き、会場に。先に会場に入った女性3名もソーイングマシーン目当てのようだ。
中には10名ほどお客が居たが、Leeさんが挨拶周りしている様子からほとんどがソーイングマシーン目当ての様子。このイベントの対バンは他に4組いるが、それらのお客さんは後から駆けつけるのだろう。
 会話の様子から、ある人たちは元サークル仲間とかそういう繋がりらしく、別の人たちはソーイングマシーンの歌に出会ってしまった人たちという感じだった。
 時間になった。ステージが始まる・・・

1.Rhytum&Soul
2.カリントウの鼓動
3.もだん・ふぁんたじぃ
4.水
5.メインストリートの青
6・無感覚の夜
7.手彩色の万華鏡の夜
8.陶器のメトロノーム
9.美しい惑いの年
10.Soul Star

 ソロ活動ということで、Leeさんは自己紹介で「ソーイングマシーン アローン」と称していた。
わざわざアローンなどと言わなくてもいいのに・・・と思ったのだが、どうやら本人、「アローン」という言葉の響きが気に入っている様子(苦笑)。
 セットリストのうちカリントウの鼓動と水以外はバンドを解散してから出来た曲。
MCで言っていたが、かなり私小説的な歌詞のものが多い。
ステージを見て驚いたのは、ソロでやっている今の方がボーカルが力強く感じる点だった。
あの「個性」の集まりだったバンドのソーイングマシーンは1つの奇跡のようなバンドだったが、その後それぞれ独自ベクトルの音楽活動を続けている点からして、個々人の灰汁は薄められていたのかもしれない。
 活動再開のきっかけが「創り溜まった歌を誰かに聴いてもらいたい」という事からして、自分の歌を聴いてもらうための純粋な真剣さと必要性が歌に力を持たせている気がする。
 つまり、他者に聴かせなければ完成しないということだろう。
ということは、作品を作るという作業の完成は他者の視線を受けることということか。
絵を描いたり、歌を作ったり、世界を創ったり・・・
 
 とまれ、良いライブだった。
実は観るまでそれほど期待していなかった。
バンドのときの軽妙さや個性溢れる音の競演など、バンドのときの魅力がないままのステージで何を観せられるのか判らなかった。
だからこそ、演奏前に昭かにバンドが解散してからのファンの姿に驚いたのだし。
イベントの1番手というのは前座的な要素が強いこともあって、来るまで10曲も歌うとは思っていなかったのもある。
期待は良い意味で裏切られた。
最後に歌った「Soul Star」はアローン故に生まれた名曲だと思う。
この曲を聴いて、また次のライブも観にいきたいと強く思った。
次回は1/10(火) 吉祥寺MANDARA2。対バンも面白そうだが、このときはアローンではなく、バンドの時にウッドベースで参加していた宇野さんが参加するらしい。楽しみだ。
 
 ライブは続く。3番目の「chu−ta」という人のステージが中々よかった。
 
 22時を過ぎた。明日からの出張準備を考えると帰らなければならない。そのため、一番最後の人のステージを観る事を諦めて撤収。

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