寝て曜日ならぬ見て曜日。
久々にアキバのいざかやに行こうと思っていたのだが・・・
 
 大相撲初場所の中継をずっとみてしまった。
「デーモン小暮閣下」が解説にゲスト出演していたため。
トークに引き込まれて、最後まで見てしまった・・・
 
 先週、ゲンちゃんの家で見た巧名が辻の続きを見た。
キャラメルボックスの上川隆也さんが出演するのを知るまでは全く興味がなかった。
仲間由紀恵の役柄ばかり取り上げられていて、相手役は添え物だったから情報が入らなかった。
主役だけでなく、脇役の豪勢さに目を見張る。主要出演者の中で上川隆也が最も無名だ。
でもアイドルを使用しなかったのは正しいな。
ろくに演技もできないアイドルがこの立場にいたら潰れて役者としての生命は終わるだろう。
主役ならばともかく脇役なのだから。
とまれ、どうでしょうの大泉さんを応援したくなるのと同じ心理で、どう化けるかを楽しみに観つづける事にしよう。
 
 スタ☆メンという報道番組が「おひとりさま」を取り上げていた。
否定的なバイアスが露骨だ。「奇妙」「変わってる」という印象操作。
彼女達は孤独を愛する能力を持ち、独りで寄って立つことが出来るだけだ。
同じ事を野郎がやってもネタにはならない。
生み出された時点からこの言葉は非対称性を抱えている。
そのために、こういうバイアスを掛けられてしまう。
 
 深夜のドキュメント番組「NNNドキュメント06」を観る。
衝撃的な映像が流れた。
「餓死の上、ミイラ状になった30代男性の死体」
どこの国の話だろう。その国の名は日本。
いつの頃の話だろう。その時代は現代。
生活保護の請求を断られ、餓死するしかなかった。
憲法9条で騒いでいる前に憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」が形骸化している国に堕してしまった事を気にとめるべきだ。
私はこの番組を見るまで、「生活保護よりも少子化対策を!」と考えていた。
しかし、ここまで非道いとは知らなかった。
暫く前の銀行の貸しはがしと同じような事を市町村に行わせている。
少子で国が滅ぶ前に、別の滅びが忍び寄っている。
 
 驚くべきことにミイラになった彼は餓死するほど餓えていたのに、国が見放したというのに、国の法に逆らわず、盗みもせず、死んでいった。
「餓死するぐらいなら、人を殺して刑務所にでも入れられた方がマシだ!」
 そんな事を考えなかったかは判らない。
しかし、少なくとも彼はそれをしなかった。
これはフランクルの「態度価値」を示していないだろうか?
あのナチス強制収容所の中の英雄達と同じような。
 
 と、個人の栄誉を称えるときじゃないか。
国が、つまり主権者である私が彼を餓死させたという事実から目を背けることは罪だ。
 

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