リビア、エジプト、トルコで観られる皆既日食。
日食フリークの友人たちは現地へのツアーに参加している・・・だろうな。
私はライブ!ユニバースやNASAのネット配信中継で見るしか。
ああ、トルコに行きたかった。
 ネットで観た皆既日食はどうしても太陽そのものに視点が行ってしまって、観察地周辺の様子を観せる余裕が余りないのがもどかしい。
2009年の中継ではその辺りを検討して貰いたいな。
下記のNASAのサイトでその様子が観られる。
[>http://www.nasa.gov/vision/universe/solarsystem/sun_earthday2006.html]
 
 興味本位でmixiのコミュニティに入っていて、気が付くと93も。流石に100を越えるのはなぁ。
ほとんど覗いているだけだし。
 
 そんな風に入ったコミュニティの1つの「三浦綾子」コミュがある。
 私が彼女の作品『塩狩峠』を読んだのは小学3年生の頃だったと記憶している。
留守番している時に家にある本や雑誌を漁って読んだ本の1つ。
クライマックスは勿論最後のシーンなのだが、それ以外の箇所が思い起こされる。

 父親に連れられて菊人形を観に行ったシーン。
 新しい家族との朝食。初めて食べた卵焼きに感動するシーン。
 
 この小説の良いところは、主人公が如何にして信仰に目覚めるかを無理の無い流れで書かれている点だ。
誤解を恐れずにいえば、論理的と言える。
 人は自力本願が不可能な事を、聖書の言葉にどこまでも従えるかを試すことで思い知る。
主人公は確か「汝の隣人を愛せ」という言葉にどこまでも従おうとしていた。
しかし、それは人には不可能な事だ。
人は『他者』を『他者』のままに愛しきることは出来ない。
それを悟り、『絶望』する。
他者を愛せない悪人が窮極で他力に気付く。それが他力本願なのだろう。
 
そんな訳で、実際に行った事がなかった間、私にとって北海道は塩狩峠の地だった。
今はプリムヴェールの・・・(爆
 
 
 「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし」
 
 
 塩狩峠の表紙を開いてすぐにある言葉。就職や様々なときに思い出す事になる。
 
 

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