いぬもあるけば・・・「SF的妄想」☆
2006年4月7日 日経BPサイトに「tech-on」という技術者向け情報サイトがある。
[>http://techon.nikkeibp.co.jp/]
休暇中の過去ログを読んでいると、部署も違う別々の記者がコラムで結果的に同じテーマについて語っていた。
それは「戦争の犠牲者を減らす術を探る」。
ここで言う戦争とは『交通戦争』のこと。
車関係の記者は「ドライバーが殺人を犯さないために」というタイトルで、車体そのものに歩行者を察知したり、歩行者との衝突時に歩行者への衝撃を和らげるための規制「歩行者頭部保護基準」について述べていた。
対して、電子機器関係の記者は「世界一 安全な道路交通社会に向けて」というタイトルで、「インフラ協調による安全運転支援システム」(車両からは直接見えない範囲の交通事象に対処すべく,車両がインフラ機器(路側設備や他車両に搭載された機器や歩行者が携帯する機器も含む)との無線通信により情報を入手し,必要に応じて運転者に情報提供,注意喚起,警報等を行うシステム)について述べていた。
これらの試みに対し、インフラや運用に掛かるコストを社会が受容するのか?という意見があるだろう。
しかし私はこれらの仕組みは絶望的に必要になってくると考える。
その理由は「少子高齢化」だ。
団塊の世代が俗称で枯葉マークとか落葉マークとか言われる「高齢運転者標識」を付けて走る頃、ヒヤリハットに対応する能力が低下したドライバーや「認知症ドライバー」の比率もまた増大する。
安全の為に法定速度を40kmから30kmに下げるなどの対策がなされるかもしれない。
それだけでない。日本は一部の都市を除いて完全に車依存社会になっている。公共交通サービスの脆弱さからしても。
通勤がdoor to doorな人は長距離を歩く力が減退している。自動車を運転できなければ移動手段がない世代が増えるだろう。
また、運転する人が減りだせば、自動車の国内販売台数も減りだす。
公共交通網から離れ、ツアーも余り来ない観光地も厳しくなる。
ドライバー人口の逓減に歯止めを掛ける幾つかの策の1つとして上記の事が考えられているのだと思う。
その道は、自律型自動車にまで連なっている。
[>http://techon.nikkeibp.co.jp/]
休暇中の過去ログを読んでいると、部署も違う別々の記者がコラムで結果的に同じテーマについて語っていた。
それは「戦争の犠牲者を減らす術を探る」。
ここで言う戦争とは『交通戦争』のこと。
車関係の記者は「ドライバーが殺人を犯さないために」というタイトルで、車体そのものに歩行者を察知したり、歩行者との衝突時に歩行者への衝撃を和らげるための規制「歩行者頭部保護基準」について述べていた。
対して、電子機器関係の記者は「世界一 安全な道路交通社会に向けて」というタイトルで、「インフラ協調による安全運転支援システム」(車両からは直接見えない範囲の交通事象に対処すべく,車両がインフラ機器(路側設備や他車両に搭載された機器や歩行者が携帯する機器も含む)との無線通信により情報を入手し,必要に応じて運転者に情報提供,注意喚起,警報等を行うシステム)について述べていた。
これらの試みに対し、インフラや運用に掛かるコストを社会が受容するのか?という意見があるだろう。
しかし私はこれらの仕組みは絶望的に必要になってくると考える。
その理由は「少子高齢化」だ。
団塊の世代が俗称で枯葉マークとか落葉マークとか言われる「高齢運転者標識」を付けて走る頃、ヒヤリハットに対応する能力が低下したドライバーや「認知症ドライバー」の比率もまた増大する。
安全の為に法定速度を40kmから30kmに下げるなどの対策がなされるかもしれない。
それだけでない。日本は一部の都市を除いて完全に車依存社会になっている。公共交通サービスの脆弱さからしても。
通勤がdoor to doorな人は長距離を歩く力が減退している。自動車を運転できなければ移動手段がない世代が増えるだろう。
また、運転する人が減りだせば、自動車の国内販売台数も減りだす。
公共交通網から離れ、ツアーも余り来ない観光地も厳しくなる。
ドライバー人口の逓減に歯止めを掛ける幾つかの策の1つとして上記の事が考えられているのだと思う。
その道は、自律型自動車にまで連なっている。
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