大正大学カウンセリング研究所主催
平成19年度地域精神保健研修会
 連続講座統合的アプローチシリーズ
「様々な領域での統合的アプローチ」
http://www.tais.ac.jp/counseling/h19_chiiki.html
第1回 「子どもの心に出会うこと・・・統合的アプローチの視点から」
を受講。

まとめとしての感想
 > 『《職人》としての臨床』

*メモ(聞いたこと、考えたこと)

臨床の本質

 際限のない、endless
 一つの理論や手法で解決はできない。
 あらゆる人のあらゆる事態に有効で、機械的に当てはめられる手法などない。
  複雑で不確実な現実。
 次の一手をひたすら考える。
  チャップリンにとっての代表作 > 「次に作る作品」
 ただただ走る。
 掴めないと思いながらも掴む努力をし続ける。
 共に考える。
 自らが真摯に考え続ける < 固有振動   => クライアントとの間で共鳴現象が生じる
 
 生きるということ。

>3,(私にとっての)統合的アプローチとは?
> 正しく傍らに居続けるためには、少なからずのロゴス(論理展開)の知が求められる。
>無知は時に大きな過ちを犯す。 : 思いだけでは変わらない・・・
> 科学との対立を避け、融合した思いを携え、そこに居続けるためには、
>われわれはそもそも受動的、受苦的存在であるというパトス(悲哀)の知が求められる。
> 正しく向き合うためには、エトス(資質、人格)の知が問われている。
> ロゴスとパトスの融合を保証するのが、聞き手のエトスと言えよう

 自らを投企する。
 「できない、なおせない、すくえない」
 不完全、不可能の可能性に怯える:職業人の絶望
 医療、看護、介護、教育、育児・・・あらゆるCare/世話は他者との関係性の中にある。
 よって、あらゆるCareは絶望を内包する。(そして、愛とはCareである。) 
 己が抱えている絶望を認知し続ける=パトスの知

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