夏コミも終わった。
手に取られる事のなかった文章を、手紙を入れた小瓶を流すようにネットの海原に流してみよう。
 
 − − − − − − − − − − − −
 
『さよならの記憶』(奥華子)
 
 
 「君が好きだと言えずにいた」
 
 「あの日の僕らは泣いていた」
 
 
 改めて歌詞を読むと不思議に思うところがある。
この歌詞の「僕」と「君」はどういう関係だったのだろうか?
「君が好きだと言えずにいた」ということは恋人未満なのだろう。
 
 
 「二人で見つけた空」と「遠ざかる二つの道」
 
 この映像を想像したときに、あるものが思い浮かんだ。
 
 
 「あの時の君の涙を いつか忘れてゆくのかな」
 「今なら分かる気がする あの時は気づけなかった」
 「繋いでいた君の手を 僕はなぜ離してしまった」
 
 
 おそらく作詞した奥さんは全く意識していなかっただろう。
私はもう一つの「変わらないもの」、つまり間宮千昭のもう1つの歌だという解釈に至ってしまたった。
もちろん、細かく見れば映画とは違う。
けれども、今は“同じ時を過ごすことができない”千昭の心情にかなり近いところがあるのではないだろうか?
 
 
『私は、君と同じ空気が吸いたかった。 私は君と同じ地面を踏んでいたかった。 同じ時間を過ごしたかった。 私は、私は…私は君と一緒に大人になりたかった。』

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索